高校野球×特攻隊
戦前外地からの夏の甲子園と朝鮮人特攻隊を題材に
国境を越える熱い友情を描く!
昨年第100回大会を迎えた全国高等学校野球選手権大会――夏の甲子園が始まったのは、大正4年(1915)です。
当時は全国中等学校優勝野球大会と呼ばれ、旧制中学校が参加していました。第10回大会から開催場所が甲子園になり、第二次世界大戦で4回中止となりましたが、現在まで続いています。
実は戦前には、朝鮮、満洲、台湾からも代表の球児たちが参加していました。
昭和14年(1939)の夏、日本統治下にある朝鮮の京城(現:ソウル)から物語は始まり、平壌、甲子園、東京、ビルマ、フィリピン、そして昭和20年(1945)の夏、九州の知覧へと……。
白球とバットを隼の操縦桿に持ち替えた、
龍の名を持つ二人の男の熱い物語です。
昨年第100回大会を迎えた全国高等学校野球選手権大会――夏の甲子園が始まったのは、大正4年(1915)です。
当時は全国中等学校優勝野球大会と呼ばれ、旧制中学校が参加していました。第10回大会から開催場所が甲子園になり、第二次世界大戦で4回中止となりましたが、現在まで続いています。
実は戦前には、朝鮮、満洲、台湾からも代表の球児たちが参加していました。
昭和14年(1939)の朝鮮代表を決める大会から物語は始まります。
日韓併合時代の朝鮮半島北部の街、平壌(現:ピョンヤン)にある平壌一中の野球部に、同じ龍の名を持つ二人の若者がいました。
一人は一番セカンドで朝鮮人の朴龍雅(パク・ヨンア)。
もう一人は二番ショートの日本人の吉永龍弘(よしなが たつひろ)。
二人は幼いときに出会って以来の親友で、二人の夢である甲子園を目指しています。パクヨシコンビと呼ばれ、鉄壁の二遊間、最強の一二番コンビです。
二人の幼なじみの本城世枝子(ほんじょう よしこ)と、朴の妹の雪松(ソルソン)の声援を受け、白球と夢を追いかけます。
その後、軍人の息子である吉永は陸軍予科士官学校へと進みます。朴も陸軍少年飛行兵の道へと進み、お互いのもう一つの夢である操縦士を目指します。
太平洋戦争が始まり、士官と下士官という立場の違いが生じた二人の人生は、大きく動き始めます。
戦局が悪化する中、学校を卒業した朴は伍長となり、一式戦闘機――隼を操り、ビルマで大活躍をして撃墜王となります。
一方、少尉に任官した吉永はフィリピンのマニラに赴任し、戦局を打破するための「特攻作戦」に関わることになります。
戦局が悪くなる中、特攻という狂気に二人は巻き込まれます。特攻をさせる側と、特攻をする側となった二人の運命はいかに……。
今持てるすべての力を注ぎ込み、多くの祈りをこめた作品です。
皆様に楽しんでいただけると信じています。
こんな方にお勧めです!
・熱いバディストーリーを読みたい方
・野球好き(特に高校野球)
・感動して泣きたい
・冒険小説好き
・戦記&軍事小説好き
・特攻について知りたい
・民族について悩む方
・中日ドラゴンズファン
・帝国陸軍好き(零戦より隼派)
・妹萌え
・幼なじみ萌え
・奇跡を信じる方
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