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第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞を受賞。神家正成のウェブサイトです。

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幕末 暗殺!Bakumatsu Ansatsu!

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・『幕末 暗殺!』の内容説明
・操觚の会とは? 各短編紹介 

2018年1月22日 単行本発売中 中央公論新社

『幕末 暗殺!』表紙

 幕末史の暗部。血塗られた暗殺事件の数々に、実力派作家7人が、想像力と推理を駆使して挑む、書き下ろし短篇競作企画。
 はたして定説は覆されるのか? 驚きの結末と真犯人とは?

◎収録作品とテーマ
 谷津矢車 「竹とんぼの群青」  ◆桜田門外の変
 早見 俊 「刺客 伊藤博文」  ◆塙忠宝暗殺
 新美 健 「欺きの士道」    ◆清河八郎暗殺
 鈴木英治 「血腥き風」     ◆佐久間象山暗殺
 誉田龍一 「天が遣わせし男」  ◆坂本龍馬暗殺
 秋山香乃 「裏切り者」     ◆油小路の変
 神家正成 「明治の石」     ◆孝明天皇毒殺


 私の初めての歴史小説(短編)です。
 幕末最大の怪事件、孝明天皇暗殺の謎を、明治の青年将校が解くというミステリー仕立ての短編です。岩倉具視、木戸孝允、アーネスト・サトウ、勝海舟、西郷隆盛、大久保利通が登場する超豪華仕様です!

 明治天皇の父親の孝明天皇は、幕末の動乱期、慶応2年12月25日(1867年1月30日)に36歳で亡くなりました。死因は天然痘と言われていますが、症状が急に悪化したことなどにより、毒殺の噂も昔から伝わっています。
 数多くの資料を読み込みながら、毒殺の真相と新たな動機を推測して短編にしました。今までなかった説だと思っております。もちろんフィクションですが、その内容は、ぜひ読んでみてください。
 また『このミステリーがすごい!』大賞出身作家として、ミステリー的要素も取り込んでおります。謎解きはもちろんのこと、その謎を解いた人物は果たして誰なのか。意外な人物に皆さん驚かれると思います。

 随時、できる範囲で情報を提供していきます。Twitterで呟きますので、よろしければフォローしてください。

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操觚(そうこ)の会とは? 各短編紹介


 歴史小説界に風穴をあけんとする作家集団です。新しい歴史小説を模索、構築しようと活動しています。会員は18名。各種イベントや講演会を定期的に行い、SNSなどで情報発信をしています。
 操觚とは、古代中国で文字を書くのに用いられた「觚」という木札を「操」る、すなわち文筆業の意で、その語感が会にふさわしいと命名しました。

 2018年6月現在、秋山香乃、朝松健、芦辺拓、天野純希、荒山徹、神野オキナ、神家正成、蒲原二郎、木下昌輝、小松エメル、坂井希久子、杉山大二郎、鈴木英治、新美健、早見俊、誉田龍一、簑輪諒、谷津矢車(敬称略。五十音順)が所属しています。
 鈴木英治が代表、早見俊が副代表を務めています。

 今回の『幕末 暗殺!』は操觚の会の初めてのアンソロジーです。執筆した各会員の紹介と、各短編の著者による説明をご紹介します。収録順です。時代順に収録されております。私の孝明天皇暗殺は時代順では坂本龍馬の前なのですが、舞台は明治に入ってからなので、最後になっております。

谷津矢車 「竹とんぼの群青」  ◆桜田門外の変
 水戸藩士・黒澤忠三郎は友人の菅原彦右衛門と共に、“西洋式のリボルバー銃の買い付け”という藩命のために奔走する。その後、忠三郎は順調に出世し、彦右衛門はリボルバー銃複製の責任者につくのだが、時は折しも幕末、風雲急を告げる時代のうねりが、二人にもひたひたと迫りくるのだった……。二つの青き志はどこに流れゆくのか。幕末×青春物語、ご期待ください。

谷津矢車 谷津矢車(やつ・やぐるま)
 1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部歴史学科考古学専攻卒。第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。2013年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』でデビュー。2作目の『蔦屋』では、「この時代小説がすごい! 2015年版」にて第7位。その他の著作に、『三人孫市』『曽呂利!』『おもちゃ絵芳藤』『某には策があり申す』などがある。


早見 俊 「刺客 伊藤博文」  ◆塙忠宝暗殺

 幕末、天誅の名の下に数多の暗殺が行われました。殺された者、殺した者、暗殺の数だけ人間ドラマがあります。殺された者が非業の死を遂げたのは当然として、殺した者も不遇の人生を歩んでいます。ところが、ただ一人、暗殺を飛躍台として栄達を果たした伊藤博文。そんな彼にも因果は巡り、彼自身も暗殺者の手にかかり非業の最期を遂げます。時空を超え、暗殺者となった若き日の伊藤俊輔と暗殺者の標的となった伊藤博文の運命の時を描きます。

早見 俊 早見 俊(はやみ・しゅん)
 1961年岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒業。会社員の頃から小説を執筆、2007年より文筆業に専念し歴史・時代小説を中心に著作は150冊を超える。主な著作に、「大江戸人情見立て帖」「無敵の殿様」等のシリーズ作品の他、『常世の勇者 信長の十一日間』がある。「居眠り同心影御用」「佃島用心棒日誌」で第6回歴史時代作家クラブシリーズ賞受賞、『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』が第23回中山義秀文学賞の最終候補となる。


新美 健 欺きの士道   ◆清河八郎暗殺

 文久三年四月……天誅の嵐が吹く京都から江戸へ戻ったばかりの幕臣・佐々木只三郎は、会津藩の重臣にして実兄・手代木直右衛門から密命を受ける。将軍警護の浪士組を献策しておきながら、京で幕府を裏切った清河八郎を暗殺しろというのだ。出羽の郷士であり、市井の儒学者にすぎなかった清河八郎は、なぜ尊攘活動に奔ったのか? 主君を持たない郷士に士道はあるのか? そして、清河暗殺を引き受けた佐々木只三郎の士道とは?

新美 健 新美 健(にいみ・けん)
 1968年愛知県豊田市生まれ。99年から、シナリオやノベライズなどでゲーム業界を回遊。2015年『明治剣狼伝 西郷暗殺指令』で第7回角川春樹小説賞の特別賞を受賞。同作は第5回歴史時代小説クラブ文庫新人賞を受賞する。著書に、「つわもの長屋」シリーズ、『幕末蒼雲録』などがある。



鈴木英治 血腥き風    ◆佐久間象山暗殺

 兄と慕っていた宮部鼎蔵が、京の池田屋で新選組に討たれたとの報を受けた河上彦斎は、鼎蔵の弟春蔵とともに周防山口を発ち、京に向かう。仇討ちの相手は、新選組副長土方歳三。京で土方と邂逅する彦斎と春蔵。果たして仇討ちは成就するのか。そして、彦斎が、天下の傑物佐久間象山を斬ることになったいきさつとはなにか。新たな人物像で描く河上彦斎に、ご期待あれ。

鈴木英治 鈴木英治(すずき・えいじ)
 1960年静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年第1回角川春樹小説賞特別賞を「駿府に吹く風」(刊行時『義元謀殺』に改題)で受賞。主な作品に、「口入屋用心棒」「下っ引夏兵衛捕物控」「沼里藩留守居役忠勤控」「徒目付久岡勘兵衛」「裏江戸探索帖」シリーズ、『わが槍を捧ぐ』『大坂城の十字架』『大脱走』など。2012年第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞


誉田龍一 天が遣わせし男 ◆坂本龍馬暗殺

「龍馬暗殺」その言葉は、歴史ファンのみならず人々の心を今も捉えて離さない。そんな日本史上最も有名で、最大のミステリであるこの暗殺事件を実行者側から描く異色作。ご期待下さい。

誉田龍一 誉田龍一(ほんだ・りゅういち)
1963年大阪府生まれ。「消えずの行灯」で第28回小説推理新人賞受賞。著書に、「大目付光三郎 殿様召捕り候」「隼人始末剣 最強の本所与力」「手習い所 純情控帳」「見破り同心 天霧三之助」シリーズなど多数。




秋山香乃 裏切り者    ◆油小路の変

 国の岐路に立った男たちの史上もっともタブーなプロジェクトが始動する。実行者は二重、三重に間者をつとめる男。新選組でも一、二の剣の腕を誇る斎藤一。こころ凍える生活の中、それでも友と呼べる男がいた。裏切ったのは、俺か、あいつか。死闘の末に斎藤が辿り着いた場所とは――。『裏切者』から18年。今、再び同じタイトルで臨む『裏切り者』をお楽しみください。

秋山香乃 1968年北九州市生まれ。デビュー作の『歳三 往きてまた』が新選組ファンのみならず、時代小説ファンの支持を得る。他の著書に、『晋作 蒼き烈日』『新選組 藤堂平助』『総司 炎の如く』『雨に添う鬼』『密偵』『火の姫』『伊庭八郎 凍土に奔る』『氷塊 大久保利通』『天狗照る 将軍を超えた男―相場師・本間宗久』『龍が哭く』などがある。


神家正成 明治の石    ◆孝明天皇毒殺

 幕末最大の謎である孝明天皇の暗殺事件。すべてが闇に包まれようとしていた明治4年、若き陸軍将校がその命を懸けて謎に挑む。果たして真相は病死なのか毒殺なのか、そしてその動機は?

神家正成 神家正成(かみや・まさなり)
 1969年愛知県生まれ。千葉県柏市在住。陸上自衛隊少年工科学校、富士学校修了。74式戦車操縦手として勤務。自衛隊を依願退職後、韓国留学。以降、韓国と関わる仕事に従事。2014年、南スーダンPKO活動中の自衛隊を舞台とした『深山の桜』で第13回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞、同作品でデビュー。最新作は『七四』。

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