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第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞を受賞して作家デビューをした神家正成のウェブサイトです。

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日々雑記BLOG

過去の日記

 新人賞を受賞してデビューした半熟新米作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。Twitterのまとめも多いです。

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2015年2月の日記

01日 江戸川乱歩賞、再校正ゲラ終了
05日 有り難き出会い
10日 辻堂ゆめさんのデビュー作『いなくなった私へ』発売!
12日 菜の花忌
14日 久々のコンテンツ修正
19日 旧正月、そして雨水
21日 柏郊外書店の情報報告
25日 書影公開
27日 『このミス』大賞作家飲み会、『深山の桜』見本

2015年2月1日  江戸川乱歩賞、再校正ゲラ終了

 再校正ゲラに追われながら、1/31が過ぎゆくのを見て思わず呟きました。

 第61回の江戸川乱歩賞の応募締め切りが過ぎましたね。自分も一年前は23時30分頃、へろへろになりながら郵便局のゆうゆう窓口で応募しました。結果は、初めての一次通過でした。大きな勇気を貰いました。
 応募された方々、お疲れ様でした。よき結果が訪れることを心より祈っております。
 そして、第14回の『このミス』大賞は5/31締め切りです。一年前には、3月発刊予定の「深山の桜」は影も形もありませんでした。まだ十分間に合いま す。長編小説を仕上げるのには大変な労力が必要ですが、間違いなく多くの成長があります。一年後の授賞式でお目にかかれるのを楽しみにております。
 と言いつつ、自分は最後の追い込み中で、再校ゲラを必死に最終確認中です。長きにわたった受賞作の修正作業も今日が最後の一日です。『このミス』大賞先輩 作家、同期の降田さん、辻堂さんに続くことができるよう頑張ります。第14回の皆様を心より楽しみにしております。物語の海に飛び込みましょう!

 わずか一年前の話です。新人賞の応募は、いつも締め切りのぎりぎりの投稿になっていました。柏郵便局は24時間受け付けているので便利です。レターパックプラスでいつも送付していました。下の写真は、去年(2014年)の送付記録です。上から第60回江戸川乱歩賞(一次通過でした)。第13回『このミステリーがすごい!』大賞(優秀賞をいただきました)。第94回オール讀物新人賞(箸棒でした)。どんどん応募してたくさん張るぞ! と息巻いていましたが、幸運にも今年2回目の応募で受賞することができました。縁起物として貼ったままにしています。

レターパック

 右のかえるさんたちは締め切りを教えてくれていました(笑)。第6回野生時代フロンティア文学賞に応募しようと執筆していましたが、途中、『このミス』大賞の1次、2次の通過連絡を受け、執筆どころではなくなってしまいました。カウントダウンが0で止まっているのは、奇しくも、野生時代フロンティア文学賞応募締め切り日が、『このミス』大賞の最終選考の日だったからです(2014年8月29日)。記念にそのままにしてあります。

 東野圭吾さんの『黒笑小説』に「過去の人」という作品が収録されています。熱海圭介という素晴らしい(笑)キャラクターが登場するのですが、その短編の最後の言葉は「授賞式が終われば過去の人だ」で締められています。自分も既に過去の人なのかもしれません(出版はまだですが)。
 一人で長編を執筆するという、非常に孤独な作業を続けている方々が、今この瞬間にも多くいると思います。努力は必ず報われる――などとは言えませんが、成功した人間は必ず努力をしている――これは真実だと思います。来年の授賞式で、皆様にお目にかかれるのを心から楽しみにしています。一緒に今できる最善のことを成し遂げていきましょう!

 そして一日過ぎ、再校正ゲラを送付して呟きました。

 昨日、再校正ゲラを発送しました。家族でささやかな宴を開きました。
 最終的な確認は残っていますが、『深山の桜』に関して、自分の為すべきことは一旦終わりました。まだ文章を書籍にするための多くの工程が残っています。本を一冊作るためには、本当に多くの方の力が必要なのだと実感しています。
 そして、販売後も、多くの方の手を経て読者に届くことを考えると、著作者としての責任と矜持を強く感じます。それらの熱意に答えるのは、より素晴らしい物語を紡ぎ上げる努力を決して怠らないこと――その一点に尽きるのでしょう。刊行された時点で自分だけの物語ではなく、多くの方の物語になります。
 最愛の娘を、嫁に送り出すような気分です。愛しい作品になりました。より多くの方に愛されることを心より願っております。
 応募作に大幅に加筆しました。今できる最善の全てを注ぎました。3月上旬には、皆様の元へお届けできると思います。どうか『深山の桜』をなにとぞ、よろしくお願いいたします。

 今回の受賞作『深山の桜』の執筆期間は時間が取れず、3週間でした。応募時点の原稿は、原稿用紙枚数だと419枚。応募要項の下限ぎりぎりでした。それが最終的には650枚、上限まで行きました。230枚近く増えた計算です。文字数で言えば14万5千字だったのが、22万4千字になりました。
 最初からそれで応募しておけばとも思うのですが(笑)、まあ仕方のないことです。5/31の早朝には、今回応募するべきか、次回に回すべきか、ベッドの上でのたうち回りながら悩んでいました。
 まあ、何が言いたいかというと(笑)、書き上げ応募するということは大事だということです。
 デビューまで1か月あまりです。受賞の報せを聞いた時は、遥か先の話と思っていましたが、もうすぐです。二度と経験することのない時間を、噛みしめながら過ごしています。

2015年2月5日  有り難き出会い

 先輩作家でTwitterをフォローさせていただいている丈武琉さんのリツイートで「自衛官が主人公の物語」という展開をして頂いている書店を知りました。岡山県にある「ブックランドあきば高島店」という書店様です(ウェブサイトTwitter)。奇しくも、過去、父が所属していた岡山の三軒屋駐屯地の側のお店でした。

ブックランドあきば高島店

 話が盛り上がり、『深山の桜』の販売を記念して、恥ずかしながら色紙を置いて頂けることになりました。まだサインも決まっていないので(というより自分がサインを書くという実感がいまだにありません)、急いでサインと落款(というかハンコですが)を作らねばなりません(笑)。
 無名の新人作家でどれほど効果があるかは不明ですが、喜んで協力いたします。少しでも販売のお手伝いをできればと思います。
 全国の書店様で、POP、色紙、サイン本、ご要望があればお手伝いいたします。都内、首都圏、特に千葉県の東葛地域であれば、直接お伺いすることも可能です(自分は千葉県の柏在住で、勤務先は東京の中央区です)。
 Twitterメールにてお問い合わせください。

2015年2月10日  辻堂ゆめさんのデビュー作「いなくなった私へ」発売!

 第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞同時受賞の辻堂ゆめさんの『いなくなった私へ』の発売日に呟きました。

 今朝も天気晴朗、通勤途中の柏からも富士山がくっきりと見えました。良き一日になりそうです。
 第13回『このミス』大賞で優秀賞を分け合った辻堂ゆめさんの『いなくなった私へ』は本日発売です。既に販売している書店もありましたが、同期(歳は親子ほど違いますが)のデビューを心より祝福します!
 受賞して多くの方から、出版界の現状の厳しさや作家生存率など心が砕けることを数多く聞きました。事実、厳しい世界なのだと思います。私自身も一人不安に揺れる夜も多いです。でも、初顔合わせや授賞式で、大賞の降田さんや辻堂さんの話を聞いたり笑顔を見たりすると、一人ではないのだなと感じました
 有り難いことに同期や先輩作家をはじめ、多くの同志がいます。共に物語を紡ぐ世界に飛び込んだ者として、辻堂ゆめさんのご活躍を心より祈り、願います。切磋琢磨していきましょう!
 早速、今日読みますよ。とても楽しみです。おじさんには失われて久しい、瑞々しい感性を読んで取り戻したいですw!

 良き一日に相応しく吉報が次々と続きました。
 前日ですが、第13回『このミステリーがすごい!』大賞受賞の降田天さんの『女王はかえらない』の重版が決まりました。また、その他の『このミス』大賞、先輩作家の嬉しい報告が数多くありました。
 佐藤青南さんの『サイレント・ヴォイス』の重版(なんと6刷!)が決まり、宝島社の書籍ではありませんが、伽古屋圭市さんの『からくり探偵・百栗柿三郎』 (実業之日本社文庫) の重版が決まり、七尾与史さんの『ドS刑事』の連続ドラマ化が決定しました。
 外回りの途中、書店巡りをして呟きました。

 お待たせしました! 優秀賞同期の辻堂ゆめさんのデビューを記念して『いなくなった私へ』情報――IWJと『女王はかえらない』情報――JOJOをお届けします。我が『このミス』大賞作家の重版力はァァァァァアアア 世界一ィィイイイ!
 地元チーバの柏ではまだでした。後日の第二弾をお楽しみに!
 八重洲ブックセンター本店です。太っ腹の三面展示! 写真右上、入ってすぐ右の目立つ場所、平積みです。写真左、中の単行本コーナー、平積みです。隣が女王、仲良く並んでいます。写真右下、奥の壁側、面陳列。なにげに中山さんと七尾さんだらけです。

八重洲ブックセンター本店

八重洲ブックセンター本店

八重洲ブックセンター本店

 外回りの途中、立川のオリオン書房各店へ。写真左、サザン店、面陳列。写真右上、アレア店、ここも女王と一緒です。女王にはPOPが。道尾さんの隣! 写真右下、ノルテ店、平積みです。写真撮影を許可してくださった店員さん、ありがとうございました。

オリオン書房

オリオン書房

オリオン書房

 そして、移動途中、何気なくTwitterを見ていたら、驚くべき情報が目につきました。拙作『深山の桜』がいよいよAmazonに掲載され、予約が始まりました。じんわりと沸いてきた実感とともに呟きました。

 昨日『深山の桜』の予約がAmazonにて始まりました。
 各書店でも予約を受け付けている模様です。3/6、啓蟄の日に発売です。外回り中、発見して慌てながら慣れないスマホから呟きました。ご予約、RTしていただいた皆様、ありがとうございます。
 装幀、装画、解説なども進行中で、誇り高いプロの匠の技をひしひしと感じております。涙が出るほど素晴らしい仕上がりになりそうです。
書物というのは、本当に多くの方の協力があってできるのだなと強く感じています。販売後も書店さんをはじめ、多くの方を経て読者に届くわけです。
 愚直に自らが為すことを、為し遂げていく。それこそが多くの方への恩返しです。優秀賞同期の辻堂ゆめさんのデビュー、大賞の降田天さんと多くの先輩作家の重版報告、嬉しいことが続きました。
 物語には力がある! 物語を必要としている人がいる。多くの人に寄り添うことができる物語を紡ぎます。

 多くの方に予約やリツイートをしていただきました。改めて、ありがとうございました。作家のたまごの微妙な立場もあと少しです。モラトリアムのふわふわした最後の時間を味わいながら過ごしたいです。

2015年2月12日  菜の花忌

 今日は司馬遼太郎さんの命日――菜の花忌でした。

 今日は司馬さんの命日──菜の花忌ですね。司馬さんの生きることができなかった21世紀に私たちは生きています。昨今のアジア情勢をどのような想いで見つめられているのでしょうか? この時代に生きる自分の責任というものを強く感じます。「二十一世紀に生きる君たちへ」の言葉を再度噛みしめます。

 読書日記のページにも上げていますが、自分が人生で一番影響を受けた作家を上げるとすれば、それは、司馬さんです。初期の時代小説から始まり、歴史小説、エッセイ、紀行記、対談集、評論すべてが自分の体に刻み込まれています。司馬さんを何かに喩えるとすれば――水――ですね。生きていくのに欠かせないもの、常に身近にあるものです。
 ついでに他の好きな歴史小説の方を喩えると、池波正太郎さんはウイスキー、藤沢周平さんは日本酒、吉川英治さんは新生児用ミルク(笑)。三国志は自分の歴史小説の原点です。浅田次郎さんはカクテル。そんな感じです。

「二十一世紀に生きる君たちへ」の中から好きな言葉を抜粋します。
・自然こそ不変の価値なのである。
・自己を確立せねばならない。――自分に厳しく、相手にはやさしく。という自己を。
・人という文字を見るとき、しばしば感動する。ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。
・助け合うという気持ちや行動のもとのもとは、いたわりという感情である。他人の痛みを感じることと言ってもいい。 他人の痛みを感じることと言ってもいい。
 やさしさと言いかえてもいい。
「いたわり」
「他人の痛みを感じること」
「やさしさ」
 みな似たような言葉である。
 この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。
 根といっても、本能ではない。だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。
 その訓練とは、簡単なことである。例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。
 この根っこの感情が、自己の中でしっかり根づいていけば、他民族へのいたわりという気持ちもわき出てくる。

「洪庵のたいまつ」と同じように小学生に向けて書かれた言葉です。平易な言い回しの中に普遍的な言葉と想いが溢れています。いつかはこのような崇高な言葉を紡げるようになりたいです。

 奇しくも、この日は千葉県の高校受験の日でした。司馬さんが生きることのできなかった二十一世紀に生きる若者たちを見て呟きました。

 今朝の通勤途中に学生服姿の中学生と塾関係者と思われる方々を多く見かけました。チーバでは今日、明日と高校受験です。神妙な顔つきの中学生を見て、胸が切なくなりました。小中受験組み以外は、人生において初めての自らの大きな選択の時期です。素晴らしい結果と出会いに恵まれ、幸あらんことを!

 翌日も同じ光景を見て呟きました。

 今朝も通勤途中に、高校受験の中学生たちを多く見かけました。彼、彼女たちのカバンには、お守りが揺れていました。朝、子供を送り出した親御さんの気持ちを想うと、娘の受験を思い出して胸と瞼が熱くなります。どのような結果になろうと、子供を抱きしめてあげてください。それが一番大切です。

 外回りの途中、今度は北千住で書店巡りをしました。まだ著作も出ていないのに何で書店巡りをするのか、一言で言えば興味心です(笑)。書店という場所は、自分にとって憧れの小説家、物語に出会う場所であり、何時間いても飽きない場所です。
 そんな場所に自分の物語が置かれる――想像できません。そして、それを多くの読者が手にして物語を楽しんでくれる(かどうかは不明ですが)――ますます想像できません(笑)。
 現実を確かめるために、同期の物語が置かれているのを事実を確認しに行っているようなものです。

 第二弾! IWJ『いなくなった私へ』情報と、JOJO『女王はかえらない』情報をお届けします。本日は通勤乗換駅の北千住です!
 Sunshine Sunshine 揺れる光の粒が今……
 まだ途中ですが、いっくん、かわいそす。
 地元チーバの柏ではまだでした。はっ! もしかして既に完売?
 紀伊國屋書店、北千住マルイ店です。写真左、正面の一番目立つ棚に面陳列。女王と私、仲良く並べてくれています。写真右、単行本コーナーも仲良く平積みです。購入済みで2冊分ほど低くなってますね。上部に八木さんの『一千兆円の身代金』も見えます。

紀伊國屋書店、北千住マルイ店

紀伊國屋書店、北千住マルイ店

 ブックファースト、ルミネ北千住店です。単行本コーナーの通路側で、書き下ろしBOOKと一緒に平積みです。これ意識してくださっているんでしょうね。女王は隣で面陳列でした。
 写真撮影を許可してくださった書店員の皆様、ありがとうございました。

ブックファースト、ルミネ北千住店

 3週間後には『深山の桜』が並ぶのですが(まだ信じられませんが)、一体どんな気持ちで自分はそれを見つめるのだろうか、楽しみでもあり、不安でもあり、なぜか、申し訳なくもあります。

2015年2月14日  久々のコンテンツ修正

 『このミス』大賞基礎研究ページを修正して呟きました。

 『このミス』大賞基礎研究ページを修正しました。

 更新ではなく、不明だった第2回から第7回までの応募総数が分かったので(探し出したのは1か月以上前ですがw)修正しました。
 日々雑記は告知はしていませんが、随時更新しています。

 1月は日々雑記以外の更新をすることができませんでした。ネタはあるけど時間がない状況です。更新ではなく修正で呟くという姑息な手を使いました(笑)。次回作のプロットを提出したら、本格的にコンテンツの更新をしていきます。お楽しみに!

2015年2月19日  旧正月、そして雨水

 旧正月の日に呟きました。

 韓国などで生活に結びついている旧暦では、今日が新しい新年の始まりです。
 새해 복 많이 받으세요!
 我が家でも、妻や妻の家族の誕生日は旧暦で祝います(つまり、毎年違う! 覚えていないと大変な目に遭いますw)。
気持ちを新たに頑張りますよ~。
 また、今日は二十四節気の「雨水」です。雪から雨に変わり、草木が芽吹き始める季節です。通勤途中、桜の木が目にとまりました。桜は花を咲かせる季節以外でも、そこに在ります。自らの出番を粛々と待つかのように佇んでいます。そっと桜の木を撫でました。
 次の「啓蟄」の日、『深山の桜』発売です!

 最寄りの駅への道は、途中から桜並木になっています。桜の季節には桜色のトンネルが現れます。桜吹雪の中、通勤、通学客はゆったりとした足取りで駅に向かいます。
 まだ、今の季節は、皆、せかせかと歩いています。冬の桜の木からは生命の鼓動を感じました。

2015年2月21日  柏郊外書店の情報報告

 土曜日ですが、娘は学校です。久し振りに妻と二人で出かけました。焼きたてのパンを食べ、ゆっくりとショッピングモールを散策しました。たまには二人で出掛けるのも良いものですね……。
 まあ、結局は本屋に寄り、連れ回す羽目になるのですが(笑)。

 第三弾! IWJ『いなくなった私へ』情報とJOJO『女王はかえらない』情報をお届けします。本日は地元の柏、郊外書店です。
 退屈なんてことはないでしょう 何でもない日々の中に……
 ちなみに『いなくなった私へ』は、20行×43字、389ページ。今回の3作中、最大で読み応えがあります!
 紀伊國屋書店、流山おおたかの森店。写真右、両方とも面陳列です。女王は入り口側の島でも面陳列でした。
 そして、このお店ではなんと、『このミステリーがすごい!』大賞、文庫フェアなるものを開催してくださっています。写真左。有り難いことです。

紀伊國屋書店、流山おおたかの森店

紀伊國屋書店、流山おおたかの森店

紀伊國屋書店、流山おおたかの森店

 KaBoS(勝木書店)ららぽーと柏の葉店では『いなくなった私へ』はエンド平台で(10冊以上の)平積みでした。壮観! 書店員さんが忙しそうで写真は撮れませんでした(残念)。ちなみにここは、近くに東大の柏キャンパスがあります。東大生の皆さん、東大現役作家、辻堂ゆめさん、お勧めですよ!

 春らしい小物も見つけ、呟きました。

 3/6の『深山の桜』発刊に向けて、机の上のかえるとぶたの小物も桜仕様に変更しましたw。まだ寒い中ですが、ショッピングモールはすっかり春模様で桜色に染まっていました。
装画と装幀も素晴らしい出来映えです。紹介できる日が待ち遠しいです!

紀伊國屋書店、流山おおたかの森店

 桜の季節は、間違いなく近づいています。

2015年2月25日  書影公開

 Amazonにて書影が公開されて呟きました。

 Amazonにて『深山の桜』の書影が掲載されました。装画はげみさん、装幀は高柳雅人さんです。
 アフリカの夕陽を見ながら佇む主人公の二人です。装画のげみさんには、作品の内容やモチーフを見事に一枚のイラストで表現していただきました。
 げみさん@gemi333の装画を拝見して、表現されている内容の素晴らしさに、目頭が熱くなりました。作品内の多くのものを読み取り、昇華し、結晶化して一枚の絵で表現されるイラストレーターの凄さを全身で感じました。読後、装画を見ると心に沁みます。げみさん、本当にありがとうございました。
 また、作品の内容に相応しい装画を、深く検討して作り上げてくれた編集者の方と、装幀を担当していただいた高柳雅人さんにも、心から感謝の言葉を捧げま す。多くの方の力により『深山の桜』は一冊の書籍という形でこの世に出ます。より多くの皆様の手に取っていただけることを、心より願っております。

 実は、最初に装画を見せていただいたのは、3週間くらい前(2月上旬)でした。桜、夕陽、轍、朱、多くの作中のキーワードを、見事な一枚の絵として表現していただきました。しばらく固まった後、多くの込められた内容に気づき、胸が詰まり、瞼が熱くなりました。
 一瞬にして物語が浮かびました。
 多くのリツイート、お気に入りの登録、ありがとうございました!

2015年2月27日  『このミス』大賞作家飲み会、『深山の桜』見本

 2/25に『このミス』大賞先輩作家の方々と、ちゃんこ鍋を頂きました。翌日ではなく、明後日に時間差で(笑)呟きました。

 先日、『このミス』大賞作家の先輩方と鍋を囲みました。皆さん、話がうまく、個性豊かで、いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。ためになる話が多 く背筋が伸びます。話される言葉の背後には、作家としての多くの努力が隠されていることを感じました。皆様、ありがとうございました!(遅いw)
 Twitterでご挨拶できなかった中山さん、お忙しい中、来ていただき多くの貴重なお話をありがとうございました。もっと、もっとお話をお伺いしたいです!
 篠原さんからは、飲み会終了後、すぐメールを頂きました。前回、お会いした時もそうでした。このマメさが愛される理由なのでしょう。
 飲み会の前には、伽古屋さんにお願いして、辻堂さんと二人で作家骨法の授業も受けました。伽古屋さん、ありがとうございました!
 お二方のサインもいただきました! 辻堂さんのサインの為書きは、ゆめたんファンの娘です。可愛らしいハート付きです!

辻堂ゆめさん、サイン

伽古屋さん、サイン

 素晴らしい一時でした。お目にかかりたかった方とも会うことができました。『このミス』大賞の諸先輩方は本当に優しい方ばかりです。和やかな雰囲気で楽しく食事を頂きました。多くの貴重な情報(ほとんどが中山七里さん情報ですがw)も聞くことができました。
 現在、『このミス』大賞、第14回は募集中です。5/31日が締め切りですが、まだ十分間に合います。受けた恩とバトンをお渡しします。楽しみに待っています!
 また、2/26に『深山の桜』の見本が届きました! 当日は献本作業などで忙しく、こちらも翌日に呟きました。

 昨日、我が家に『深山の桜』の見本が届きました!
げみさんの装画も素晴らしいですが、高柳さんの装幀も素晴らしいです! 細かいところまで気を遣ってくださり、ため息が出る仕上がりです。
 巻末には降田さんと辻堂さんの書籍の広告も載っていました。

献本1

献本2

 お手にとって頂けたら、カバーの中もご覧ください。桜が舞っています。目次を一足お先に公開します。ここも桜が舞っています。
 解説は杉江松恋さんです。心に沁みる解説をいただきました。1次選考の時も杉江さんから有り難い言葉をいただきました。

献本3

献本4

 多くの方のお力により『深山の桜』は素晴らしい書籍として生まれました。そして、これからは書店員さんを始め、さらに多くの方の力添えをいただき、読者に 届きます。物語は本を手に取った読者の心の中に生まれます。一人でも欠ければ、物語は完成しません。愛する皆様、一緒に物語を完成させましょう!

 自分の考えた物語が、本当に書籍になるのだなと実感しています。
 今までの人生で、多くの本から知識や勇気、愛を貰ってきました。果たして、そんな多くの先輩作家の方々が築き上げられた場所に、自分は到達できるのだろうか? 生き残りさえ難しい世界です。ただ一歩目がなければ二歩目はありません。記念すべき一歩目を踏み出します。はなむけの言葉を杉江さんから頂きました。
 ――『深山の桜』の如く、愚直に――。
 一歩一歩、愚直に歩んで行きます。

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