新人賞を受賞してデビューした半熟新米作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。TwitterやFacebookのまとめも多いです。
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05日 余裕のない男
07日 ピーターラビット「はっはっ!」
08日 読書会 事前準備
09日 伊東潤さん第9回読書会
14日 山形小説家・ライター講座
16日 ズートピア
17日 「最後の手紙」 #記念日にショートショートを
21日 『白球と特攻』第4回連載 校了
26日 操觚の会 新企画
27日 「小説推理」『白球と特攻』連載第4回!
余裕のない男が、呟きました。
全国1万人(作者調べ)の「#記念日にショートショートを」ファンの皆様、作者の生産性の低さ(&なまけもの)ゆえ、幾つかの記念日で書こうと思いつつ書けておりません(泣)。
6/17の #父の日 までに何か書きたいですが、難しいかもしれませぬ……。
(´・ω・`)
余裕のない男っていやよね(笑)……。
ピーターラビットのように「はっはっ!」、と呟きました。
悪戦苦闘しながら書き上げた原稿を(遅れながらも。泣)送り、編集者さんから「おもしろかったです」と言っていただけると、多くの苦労が一遍に吹き飛びます。
気分はピーターラビット「はっはっ!」(笑)
最初の読者でもある編集者さんは力強い戦友です。
さあ、次の原稿だ!
伊東さんの読書会の前日に、呟きました。
明日の第9弾伊東潤の読書会、準備万端!
課題図書の『ファンベース』(佐藤尚之、ちくま新書)
作家として生き残るための気付きに溢れる本でした。
そして対になるような『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.』(佐渡島庸平、幻冬舎)こちらは課題図書ではないですが、『ファンベース』と合わせて必読です!
明日が楽しみです!
今回の読書会の中心課題を、私は以下のように認識しています。
「本が売れない時代に作家は、どのような思考と戦略を持って臨むべきか」
出版業界が大きく変動する中、「読書という喜びと文化」を残し広げるために、今の時代にふさわしい作家と読者の新しい関係を構築するためのヒントをつかみたいです。
ドラフト下位デビューの私は、自分なりに生き残りと認知の壁を崩すため、ウェブサイトやSNS、おまけ掌編、フリーペーパーなど試行錯誤をしてきました。
正しいかどうかは分かりませんが、座して滅びるのは嫌なので、落ち込んだりへこんだりしながら(笑)抗っていきたいです。
【Facebookでのおまけ】
※上記はTwitterでの呟きを改行などしてFacebook用に修正した投稿なのですが、Twitterでは140字×3で字数制限があり、十分想いを表現できない場合が多いです。
またTwitterでは書きづらい内容も(笑)あります。
TwitterとFacebookで同じことを書いても、差別化できないので(と『ファンベース』を読んで思いました。笑)、これから書ける時には「Facebookでのおまけ」を書いてみたいです。要チェックですよ(笑)!
で今回のおまけ(というか愚痴)
作家自身でのプロモーション活動に関して、否定的なことを言われることが時々あります。善意で言ってくださるのは分かるのですが……。
物語を書くのが本分――と言うことは重々承知の上で、私はコアなファンを作りたいと思って活動しています。
まあ、刊行点数が少ないのは事実なので、言われても反論はできないです(笑)。
そりゃあ、デビュー作がベストセラーになったり、高く評価されたりしたら、地味で時間のかかるプロモーションなんて、不用ですよ。そして出版社も力を入れてくれます。でもね、そんな方は一部です。
私も『このミス』大賞の大賞ではなく、優秀賞(ほぼ宣伝なし)だったので、いろいろ始めたわけですよ。
幸い、最近ようやく執筆時間を確保して書けるようになってきました。偉そうなこと言っても結果が伴わなければ負け犬の遠吠えです。
頑張らないといけませんね……!
伊東潤さんの第9回読書会に参加して、呟きました。
昨日は渋谷のコルクで2か月に一度のお楽しみである、第9弾 #伊東潤の読書会 に参加してきました。
今回の課題図書は『ファンベース』(佐藤尚之)。
読書をもっとおもしろくするためにはどうすればいいのか、という読書以外の娯楽が増えている昨今、作家にとってはとても切実で大切で必須の内容でした。
いつもグループに分かれて議論するのですが、今回は伊東さんを除く作家6人(懇親会、2次会も楽しかったです!)はひとまとめで密室へ(殺人事件はありませんでした。笑)。
ここにはとても書けない生々しい話をしました。時間が足りなく、もっと話を聞いてみたかったです。みんな悩んでいるのだなと……。
そして各グループ発表、コルクの佐渡島さんのまとめがとても分かりやすく、いつも大量のメモ(別途呟きます)。今回はその後、グループに戻りフィードバック。ああ時間が足りない。
写真にあるように #伊東潤の読書会 は単に伊東さんの著作を読む会ではありません。次回は8/11、楽しみです。皆様ぜひ!
第9弾伊東潤の読書会 気付きメモ
・初刷8000部の数値の認識
販売4割→完読(この概念が私はなかったです)2割→楽しんだ読者1割(64人、ファンとはこの数)→レビューなどの行動1割。
この64人に向けて書く(私のデータとほぼ合いました!)。この数を増やすと販売部数が増える。
・いいねは挨拶。
・人は情報でなくコミュニティに課金する。SNSはコミュニティを深めるツール。
・お金よりも時間の共有のが価値が高い。図書館層もファン(大いに納得しました)。
・自己ブランディングと情報開示。
・読者の安心安全領域に踏み込まない。
・SNSでは会話を楽しむ。それを見てファンは楽しんでいる。
・書評は信頼を応援に変える。
・ファンを取捨選択する勇気。
・読者との目的共有が大切。noteはお捻り。
・多様性は細かい定義が必要。強みを外さすに設定をずらす。
今回コルクの入口に『宇宙兄弟』のブライアンとエディ人形があったのですが『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.』の内容を思い出しました!
【Facebookのおまけ】
・人は情報でなくコミュニティに課金する。SNSはコミュニティを深めるツール。
この概念がとても心に響きました。本を販売して生計を立てるという作家のビジネスモデルと、どう組み合わせていくのか、そこに作家の個性が見え、今の時代に生き残ることができるかどうかの鍵があると、強く思いました。
TwitterやFacebook、Instagram(アカウントだけ作って放置状態ですが。笑)、またウェブサイトなどの活動と取り組みを根源的に変える必要がある、のではないかとの仮説を浮かべています。実施、検証していきたいです。
相変わらず誉田の兄貴に突っ込まれまくりの一日でした(笑)。TwitterやFacebookも、「お前のは長いんだよ~!」とぼやいていたので、果たしてこの長文を読んでくれるかどうか不安です(笑)。
兄貴、頼みますよ!
山形小説家・ライター講座について、呟きました。
池上冬樹さんが世話人の「山形小説家・ライター講座」
ゲストは京極夏彦さん。いつもと違い今回は全5回、ボリュームたっぷりです!
ようやく読めました。デビュー前から本当にお世話になっているサイトですが、今回もビシバシ心に響く内容がてんこ盛りです。創作者は必読ですよ!
私はD、2と5、ホかな。
▼お待たせしました! 3月の山形小説家・ライター講座の講師は京極夏彦さんでした。2時間ノンストップの熱き講座の模様がついにアップに。6月8日から毎日アップです。全5回。従来のような前半・後半のくくりはありません。ぜひご覧くださいませ! https://t.co/YbTfpusqN9
— 池上冬樹 (@ikegami990) 2018年6月10日
ズートピアの余韻にひたりながら、呟きました。
ズートピアの余韻にひたりながら、朝から何度も「Try Everything」を聞いています。初見の時にも感じましたが、極上のエンタメを見ると創作意欲がむくむくと湧いてきます。物語の力ってやっぱりすごい!
なかなかうまくいかない毎日ですが頑張らないとね!
Try Everything!
それにしても『ズートピア』作家的に見ると構成のうまさに唸ります。設定の説明の仕方から始まり、キーアイテム(にんじんペン)の使い方、伏線の設定と回収、暗喩と比喩、細かいネタ、世界観、隠れた深いテーマ性、まさにエンタメの王道。ミステリーとしてもおもしろいです!
映像の力は偉大です。小説では延々と説明しなければいけない場面を一瞬で表せますからね。音楽も効果的です。
ただ他の創作物と違う小説の強みは、作者と読者で作る無限の想像力と私は思っています。絵がないということは、逆に読者が自由に想像できると言うことですからね。今日も創造に励みますよ!
【Facebookのおまけ】
自分は、ねこ派でもいぬ派でなく「うさぎ」派なのですが(笑)、ズートピアやピーターラビットなど最近はうさぎ映画が増えてきて、嬉しい悲鳴です。
いつかうさぎ小説が書きたいっす!
父の日の「#記念日にショートショートを」「最後の手紙」をアップして呟きました。
父の日 の「#記念日にショートショートを」SS0009「最後の手紙」を、皆様へ日頃の感謝の思いを込めて公開します。
1分で読めるショートショートです。気に入っていただけたのならご感想や、拡散をしていただけると励みになり、嬉しいです!
読書メーターにも登録済みです。
今回、設定と詰めが少し甘いかなと個人的には感じています。もっとキレのある作品に仕上げたいのですが、なかなか難しいです……。
アイデアがすんなり出ると執筆は楽なのですが、そう簡単に出てきません。発想力が枯渇気味なのかもしれません。インプットを多くして創造力を鍛えないとまずいですね。
次回の「#記念日にショートショートを」は7/7七夕、7/16海の日などを予定しています。余裕があれば他の記念日もやりたいのですが……。
次回は記念すべき10作目です。皆様に楽しんでいただける作品をお届けできるよう頑張ります。
過去作はこちらにて公開していますよ!
【Facebookのおまけ】
長編と短編は、使う頭の筋肉が違う、と多くの作家さんが言われますが、その通りだと思います。
そしてショートショートも短編とは違うと感じています。なんだろうな……ひらめきと組み合わせが重要な気がします。
今まで9編の「#記念日にショートショートを」書いてきましたが、果たして私に才能があるのかどうか(笑)……。
皆さんどう思います?
※クリックで高画質画像が開きます。
数日後、行成さんがネタに気付いてくださり、呟きました。
行成薫さんにはバレましたが(笑)「#記念日にショートショートを」の登場人物には、なるべく記念日由来の名前をつけています。今回の父の日は6月にちなみ、娘の名前は優乃(ゆの)。Juneの由来であるローマ神話のユノからです。
サン・ジョルディの日で書いたジョージとは、聖ゲオルギオスからでした 。
『白球と特攻』第4回連載を校了して、呟きました。
「小説推理」(双葉社)連載中の『白球と特攻』第4回ですが、先日無事校了しました!
陸軍士官学校(吉永)と陸軍少年航空兵(朴)へ進んだ学校生活編も終わり、いよいよ実戦に突入です。
伍長になった朴は1式戦闘機――隼を操り、少尉に任官した吉永は密命を帯び……。
小説推理8月号は6/27発売です!
1942年冬から44年夏まで物語は進みます。朴と吉永が練習で乗るのは赤とんぼと呼ばれる95式1型練習機。
朴はビルマの飛行第64戦隊――有名な加藤隼戦闘隊に配属され、隼を操ります。インパール作戦の支援のため、英国戦闘機スピットファイアと死闘を繰り広げる戦記仕立ての回です。
加藤隼戦闘隊隊歌(作中にも出てきます)
絶対国防圏のサイパンに米軍が上陸する中、吉永は密命を帯びフィリピンのマニラに降り立ちます。
戦況が悪化する中、平壌1中で二遊間を守り、1、2番コンビで夏の甲子園に出場した二人の人生はどう変化するのか!
全6回の予定でしたが、1回増えて全7回の予定です。5回からはついに特攻編が始まります!
【Facebookのおまけ】
今回の『白球と特攻』は、手紙、2018年夏の甲子園、という現代パートと、1939年の夏から始まる朝鮮人の朴と日本人の吉永の過去パートで構成されています。
今年の夏の甲子園は記念すべき第100回大会です。すべての内容が最後はそこに収束する形になります。
戦前外地の甲子園と朝鮮人特攻隊というテーマがありますが、野球小説、戦記小説、青春小説など様々な側面があり、また一応ミステリー作家なので(笑)、実はミステリー小説でもあります。
連載なので伏線を仕込むのが大変です。回収しきれない予感もして連載回数を1回分増やしてもらいました。一応プロットは作ったのですが、今回も例によって(笑)かなり変わってきています。
一体どうなるのか? まだ第5回の原稿は白紙です!
操觚の会の新企画について呟きました。
#そうこの会が関わる新企画がスタートしています!
東北「道の駅」日刊マガジン「まいにち・みちこ」さんにて、東北の歴史のコラムなどを綴る「東北彩り四方山話」が始まりました。
第1弾は操觚の会の核弾頭(笑)蒲原二郎兄貴の、伊達政宗のエピソードです。こちらでご確認ください。
私も7月くらいには何か書く予定です!
また操觚の会の秋山香乃さんへのインタビュー「書斎のドアをノックして」「知りたいのは歴史的な風景よりそこでの生活~人気歴史作家・秋山香乃」前編も掲載されています。こちらでご確認ください。
インタビュアーは新田美和さん。
「~先に書いて、後で間違いはないか答えあわせに行く感覚ですね」と言うのに驚きました!
『白球と特攻』連載第4回が「小説推理」8月号に掲載され、呟きました。
本日発売の「小説推理」8月号(双葉社)に『白球と特攻』連載第4回が載っております!
今回の舞台は1942年冬から44年夏。戦況が悪くなる中、朴(陸軍少年航空兵)と吉永(陸軍士官学校)は学校を卒業し、戦地に向かいます。
白球とバットを操縦桿に持ち替えた彼らの運命は如何に――お楽しみください!
朴は伍長になりビルマの飛行第64戦隊――有名な加藤隼戦闘隊に配属され、隼を操り戦います。
太平洋戦争の戦闘機としては海軍の零戦が有名ですが、陸軍の主力戦闘機は1式戦闘機――隼です。軽武装ながら、抜群の格闘戦闘能力で米英の戦闘機と渡り合います。
思わぬ懐かしい人物との再会もあり、朴は天賦の才能を開花させていきます。
吉永は少尉となり、三重県の明野教導飛行師団に配属となりますが、ある密命を帯びフィリピンのマニラへと降り立ちます。
次回は捷一号作戦の主戦場であるフィリピンを中心に、特攻作戦が始まります。
平壌一中で夏の甲子園に出場を果たした、二遊間で1、2番コンビの2人の前には何が待ち受けるのか!?
【Facebookのおまけ】
特攻という非人道的な作戦を調べれば調べるほど、気も筆も重くなります……。
またその特攻というものを、果たして私は物語として昇華して書けるのかと、強く自問自答します。
まだこの題材は、私にとっては早かったのではないか、と思うことも多いです。
左右のイデオロギーに偏らず、当時を生きた人の気持ちにより添い、物語を紡ぎあげる努力はしているつもりですが……。
読んでいて気になった箇所があれば、ご指摘いただければ幸いです!
ちなみに私の祖父はフィリピンのレイテ島で戦死しております。第16師団第33連隊の主計少尉でした。
フィリピン戦を書くということは、私にとって祖父を追悼する行為となります……。
今回は航空隊の話なので地上戦に多くの筆は割けませんが、いつか真正面からレイテの話に取り組みたいと思っています。
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