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第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞を受賞して作家デビューをした神家正成のウェブサイトです。

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日々雑記BLOG

過去の日記

 新人賞を受賞してデビューした半熟新米作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。Twitterのまとめも多いです。

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2022年 1月2月3月

2016年9月の日記

01日 『七四』のカバー見本
04日 『七四』のゲラを読んでくださる書店員様、募集
05日 手作り小冊子と手作り落款
06日 『10分間ミステリー THE BEST』本日発売 「誰何と星」
08日 『深山の桜』久しぶりの書評です
09日 江戸川乱歩賞贈呈式と特別任務!
11日 『国のために死ねるか』
13日 『七四』書影公開!
15日 『七四』見本紙、到着
16日 自衛隊と半長靴
18日 神家正成ワールド(笑)
21日 飯島一次さん、木下昌輝さんからご著書のご恵贈
22日 『七四』おまけ掌編
24日 『七四』発売!
25日 『七四』ご協力書店様
26日 先輩作家からのエール
27日 『七四』二個中隊
28日 『七四』フリーペーパー
29日 吉川英梨さんからのご恵贈
30日 『深山の桜』Amazonランキング急上昇!

2016年9月1日  『七四』のカバー見本

『七四』のカバー見本を見て嬉しくて呟きました。

『七四』の表紙カバーを、一足早く見せていただきました。大沢在昌さんはよく強いキャラクター、強いタイトルが大切と言われますが、まさしく強い表紙になりました! 物理的にも強い(確信。笑)。多くの方の手により磨かれて、物語は書籍となります。9/24発売です。ご期待ください!

 印刷して寝る前に一人で眺めて、にやにやするのが、見本誌が来るまでの楽しみです(笑)。それにしても表紙カバーの背の横幅の、厚いこと厚いこと(原稿用紙換算で830P!)……。
『深山の桜』の単行本時の、げみさんのすばらしい装画は、額に入れて飾ってあります。多くの方のご協力に感謝です!

 早く皆様に見ていただきたいです! 力強い表紙です。

2016年9月4日  『七四』のゲラを読んでくださる書店員様、募集

『七四』のゲラに関して、呟きました。

【拡散希望】9/24発売予定のミリタリー捜査サスペンス『七四』のゲラを、読んでくださる書店員様を募集しております。販売促進プロモーションを行う予定です。詳細はウェブサイトにてご確認ください。何卒よろしくお願いいたします!

 売れっ子作家になると(笑)、出版社がプルーフという簡易製本された見本を、書店さんに配ってくれるそうです。プルーフとまで行かなくても、ゲラを印刷して、刊行前に書店員さんに読んでもらうことは、プロモーションの一環として広く行われています。

 作家の立場から見れば、書店は商品を展開してくれる場所です。アマゾンなどネット書店もありますが、読者と物語の出会いはリアルの書店が多いはずです。
 そう思い、物語を書いただけではなく、その後の販売の現場でも何かお手伝いできないかと考え、おまけ掌編やら試行錯誤をしています。もちろん著作が売れないと、作家として生き残っていけません。自分自身のためでもあります。

 作家自身のプロモーション活動は賛否両論あります。ただ私としては、やらずに後悔するよりも、やって後悔したいのです。ウェブサイト、Twitter、Facebookでの活動も、すべてはそのために行っています。
「新しいぶどう酒は、新しい革袋に」
 お忙しいとは思いますが、ゲラを読んでくださる書店員様を募集しております。皆様よろしくお願いいたします!

2016年9月5日  手作り小冊子と手作り落款

『七四』のゲラを読んでくださる書店員様を、引き続き募集しつつ、呟きました。

 前作と同様に、著者の手作り(ここ重要です。笑)おまけ掌編小冊子も、ご希望の書店様にはお配りします。また今回は購入前販促品としてフリーペーパーも作成中です。『七四』のゲラを読んでくださる書店員様、引き続き募集しております!
pic.twitter.com/tWRGpNpIs6

おまけ掌編

 ちなみにですが、落款も手作りです。自分でもアホやなと(笑)。こりずに『七四用の、新落款を作成中です。伊東潤さんのように、作品ごとに落款を変えるという野望を抱いています。え、次回作? も、もちろん頑張ってますよ……(汗)
pic.twitter.com/Q45F7GNUu4

『深山の桜』落款

『深山の桜』落款

『深山の桜』落款

『深山の桜』落款

 果たして刊行までに新しい落款は間に合うのか! 次回「プロットと落款の攻防」お楽しみに!

2016年9月6日  『10分間ミステリー THE BEST』本日発売 「誰何と星」

『10分間ミステリー THE BEST』の発売日に、呟きました。

『このミス』大賞作家のアンソロジー『10分間ミステリー THE BEST』本日発売です。私は「誰何と星」という自衛隊ショートショートを書き下ろしました。惹句は「自衛官たちの怪談話」。『七四』の主人公が先に登場しています。
kamiya-masanari.com/Works/

 今回のテーマは「原稿用紙10枚のミステリー」。まさかの怪談話(!?)。自衛隊は死に近い職場ゆえ、怪談話が非常に多くあります。書きたいネタはたくさんあります。ホラーも書きますよ!
 誰何とは何ぞや? ぜひ自衛隊用語辞典でご確認ください!
kamiya-masanari.com/JSDF_Word/

 作品紹介ページはこちらです。自衛隊用語辞典「誰何」のページはこちらです。

2016年9月8日  『深山の桜』久しぶりの書評です

『深山の桜』を久しぶりに紹介していただき、呟きました。

【大森望さんの呟き】

 大森望さんが週刊新潮9月15日号にて、映画『シン・ゴジラ』と絡めて「自衛隊をリアルに描くサスペンス3冊」という内容で、拙作『深山の桜』を紹介してくださいました。ありがとうございます!
 残りの2冊は月村了衛さんの『土漠の花』と未須本有生さんの『推定脅威』です。どちらも面白いですよ!

 文庫化されてからも紹介していただけるのは、とてもありがたいことです。 『シン・ゴジラ』様々です(笑)。

2016年9月9日  江戸川乱歩賞贈呈式と特別任務!

 昨年に引き続き、江戸川乱歩賞贈呈式にお邪魔して、呟きました。

 本日、帝国ホテルにて行われた第62回江戸川乱歩賞贈呈式にお伺いしてきました。受賞作は佐藤究さんの『QJKJQ』まことにおめでとうございます!
 選考委員を代表して有栖川有栖さんが挨拶されました。あまり揉めることなく決まったようです。
pic.twitter.com/spHh8vIVYL
 続いて佐藤さんの挨拶。メモも見ず、落ち着いた口調で堂々とした語りでした。作家は神の道化である、目を閉じて子供の頃、町にやってくるサーカスの一団を想像してください、などなど間の取り方も上手で、心に響く挨拶でした。佐藤さんは再デビュー組です。多くの想いを胸に秘められているのでしょう。

 贈呈式は新しい作家の誕生を祝う場なのですが、その陰で筆を折る方もいると思うと、華やかさもまた違って見えてきます。
 多くの方に挨拶することができました。大先輩作家の方のお話を、お伺いすることもできました(緊張した!)。
 まだ私は何とか生きています。天ぷらがおいしゅうございました(笑)
江戸川乱歩賞贈呈式
【おまけ話】本日は実は重要な任務がありました。24日発売の『七四』のプロモーションの一環としてフリーペーパーを作成したのですが、それを知り合いの方に押しつけるという(笑)任務。もらってくださった方ありがとうございました!
pic.twitter.com/YsO2rXfEjm

 A4サイズの両面印刷で、四折りにした文庫サイズです。画像の修正から始まり手作りです(ここ大事、笑)! 昨晩半徹夜で作りました(泣)。今回はカラーで印刷しましたが、白黒で印刷できるよう画像などを調整する予定です。『七四』の発売に合わせて、お届けできるよう準備しています。

『深山の桜』の販売時に行ったおまけ掌編は、購入者特典でしたが、これはフリーペーパーです。購入しようかどうか迷っているお客さんへの、訴求ができればと考えています。おまけ掌編も今回作成していますので、後ほど、あわせて配布にご協力してくださる書店様を募集します。一部の方には好評でした!
『七四(ナナヨン)』フリーペーパー 『七四(ナナヨン)』フリーペーパー 『七四(ナナヨン)』フリーペーパー 『七四(ナナヨン)』フリーペーパー

 贈呈式では最後はいつもドタバタしてしまい、最後の挨拶ができなかった方もいます。まことに失礼いたしました。
 フリーペーパーはどれくらい効果があるのか未知数ですが、大事なデビュー2作目です。やらずに後悔するより、やって後悔したいです。もちろん面白い物語を書き上げることこそ、作家にとって一番大切なことですが、読者に読まれない物語は、存在しないものと同じです。少しでも多くの人に届けることができるよう、あがいてみた いです。

2016年9月11日  『国のために死ねるか』

文藝春秋プロモーション部様の呟きを見て、呟きました。

【文藝春秋プロモーション部様の呟き】

 これは心揺さぶられる本でした。特殊部隊――自衛隊という特殊な職業の中の、さらに特殊な任務に就く(作った)人の話。戦後初めての海上警備行動が発令された「みょうこう」船内の様子はドラマティックです。海自と陸自の違いの指摘も面白かった。
twitter.com/bunshun_senden

 伊藤祐靖さんの『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』 (文春新書) は、強烈な本です。あと数十回は読み返すでしょう。というか次回作の参考文献に挙がるはずです。伊藤さんのお話をぜひ伺いたい!

2016年9月13日  『七四』書影公開!

『七四』の書影が公開されて、呟きました。

『七四』の装画、公開されました(フリーペーパーでフライングしましたが)。七四式戦車の正面です。力強い表紙です。物理的にもたぶん強い(笑)。帯の惹句は「完全密室の七四式戦車内で、死体が見つかった――」あと10日で発売です!
pic.twitter.com/goWqzJpm6T

『七四(ナナヨン)』表紙

 新米作家なので、基本的に装画は編集者さんにすべてお任せです。『深山の桜』の時も、涙が出るほどすばらしい表紙を仕上げていただきました。げみさんの私の人生最初の装画は、一生の記念です。帯を取るとなんと、アフリカに桜が咲いているのですよ!
pic.twitter.com/ogGSbWMEMS

『深山の桜』表紙

 今回も作品内容に相応しい表紙に仕上げてくださいました。大沢在昌さんはよく強いキャラクター、強いタイトルが大切と言われますが、まさしく強い表紙にな りました!
 中身が負けていないか心配です(笑)。敬愛する横山秀夫さんのロクヨンと少し被りますが、こちらは七四式戦車の愛称のナナヨンです!

 げみさんのすばらしい装画を見て瞬間的に浮かんだのが、おまけ掌編に収録してある「アフリカの桜」という掌編です。アフリカには咲いていない桜が、なぜ咲いているのか(絵で表現されているのか)、絵には文章で応えるという意気込みで書きました。未読の方はぜひこちらからお申し込みください (笑)。

 最初についていたタイトルは『ひとひらの桜』でした。なかなかうまく意味が伝わらないのと、もっと自衛隊らしいタイトルをということで、かなり案を出しました。最終的に『七四』になり、本文もタイトルに合わせて中身を追加しました。どの部分かは読んでみると分かります!
 『ひとひらの桜』は 副題のつもりです。こちらもいいタイトルと思うのですがね……。

2016年9月15日  『七四』見本紙、到着

『七四』の見本紙が届き、嬉しくて呟きました。

『七四』見本届きました!
 単行本のお楽しみ、カバーを外した表紙も扉も恰好良いです。関係者のご協力によって形になった物語を手に取ると、喜びと同時に責任の重さがじわりと湧き上がります。あとは多くの方に届くことを祈るのみです!
pic.twitter.com/z5DovHmyoU

『七四』見本誌

2016年9月16日  自衛隊と半長靴

 陸上自衛隊の呟き見て呟きました。

【陸上自衛隊の呟き】

 あまり報道はされていませんが、災害が終わっても復旧まで自衛隊の災害派遣は続いています。子供たちからの感謝状は本当に嬉しかったのでしょう。半長靴のつま先がぴかぴかに磨き上げられています。忙しい中丁寧に準備をしたのでしょう。お疲れ様です!
https://twitter.com/JGSDF_pr/

 補足です。半長靴や戦闘靴はふだんの訓練ですぐ汚れたり傷つきます。基本的に毎日手入れをするのですが、災害派遣の忙しい最中、写真で見ても分かるくらいきれいに磨き上げられています。防衛大臣や幕僚長に対するような準備と敬意を持って、子供たちに会ったということです。その想いに胸を打たれます。

 

2016年9月18日  神家正成ワールド(笑)

 『深山の桜』も『七四』も同じ世界観ということで呟きました

 長編の『深山の桜』、『七四』、ショートショートの『10分間ミステリー THE BEST』の「誰何と星」、『5分で読める! ひと駅ストーリー 食の話』の「戦闘糧食」は、全部同じ世界設定です。単独でも、合わせても楽しめます!
twitter.com/ryoka_54/

 ちなみに『5分で読める! ひと駅ストーリー 食の話』の「戦闘糧食」には、『深山の桜』の亀尾忠二が、『10分間ミステリー THE BEST』の「誰何と星」には、『七四』の坂本孝浩たちが出ています。「戦闘糧食」が亀尾の東日本大震災の時の災害派遣の話、「誰何と星」は坂本の機甲生徒時代の若い時の話です。独立して楽しめますが、
 よろしければ5分で読めますので、楽しんでみてください!

2016年9月21日  飯島一次さん、木下昌輝さんからご著書のご恵贈

 飯島一次さんと木下昌輝さんからご著書をご恵贈いただき、呟きました。

 先輩作家の飯島一次さんから『顔のない絵師-室町小町謎解き帖(3) 』(双葉文庫)をご恵贈いただきました。ありがとうございます! 今回のテーマは謎の絵師東洲斎写楽だそうです。拝読させていただくのが楽しみです!
pic.twitter.com/9K3WozM0jf

飯島一次さん『顔のない絵師-室町小町謎解き帖(3) 』

 先輩作家の木下昌輝さんから『戦国24時 さいごの刻』(光文社)をサイン付き(!)でご恵贈いただきました。ありがとうございます!
 戦国武将の最後の24時間を書く、その発想に嫉妬します(笑)。一緒に「新人賞実話スゴロク」と「彦八らくご双六」もいただきました。スゴロク、ヤバいです(笑)
pic.twitter.com/9YuZa5k8mI

木下昌輝さん『戦国24時 さいごの刻』

 飯島様、木下様ありがとうございます!

2016年9月22日  『七四』おまけ掌編

『七四』のおまけ掌編を、へろへろになりながら完成させて呟きました。

【拡散希望です】24日発売の『七四』のおまけ掌編(A6、8P)が完成しました。販促品として置いていただける書店様を募集しております!
 フリーペーパーも作っております。前作『深山の桜』の掌編もあります。詳細はウェブサイトをご覧ください
kamiya-masanari.com/Works/
pic.twitter.com/5pVOZt4w2R

『七四』おまけ掌編

『七四』おまけ掌編

『七四』おまけ掌編

『七四』おまけ掌編

『七四』の読後にもう一度楽しめる、作者手作りのおまけ掌編は2編。「バー『イージス』贖罪の夜」と「二十七年前の匍匐前進」です。なんと植木の秘密が少し明らかに……!。楽しんで書きました。『七四』掌編は第1刷、『深山の桜』掌編は3編収録の、改訂版第2刷(重版しました!?)です(笑)。
pic.twitter.com/7Wnj7pulJo

『七四』おまけ掌編

『七四』おまけ掌編

 おまけ掌編は、ウェブサイトでご連絡いただければメール(PDF)にてお送りします。後ほど告知するご協力店舗様で置いていただく掌編には、サインと新(!)落款付きです。知り合いの方はくれ、と言ってください。『七四』の新落款は富士山と桜の花びらです。毎回作るのかと妻が呆れていました(笑)
pic.twitter.com/lEaYJa0Ill

『七四』新落款

 毎回作るんだYO!

2016年9月24日  『七四』発売!

『七四』の発売日に万感の(笑)想いを込めて呟きました。

 ミリタリー捜査サスペンス『七四』本日発売です!
 前作『深山の桜』から少し期間が空きましたが、皆様のお力添えで無事刊行できました。ありがとうございます。おまけ掌編やフリーペーパーを展開してくださる書店様を募集しております!
kamiya-masanari.com
pic.twitter.com/xEMPdbNTsx

『深山の桜』から1年半かかってしまいました。よく受賞2作目の壁といわれますが、皆様のおかげで何とか越えることができました。ですが昨今の出版状況では、前作の売り上げ実績によって、次回作がどうなるかシビアに決まります。単行本で大変かと思いますが、ご購入いただければとてもありがたいです。

 作家になるのも大変ですが、作家で有り続けるのはもっと大変です。それだけ価値のある物語を紡いだ自信はありますが、自己評価と他者評価は当然違います。万人受けする内容ではないかもしれませんが、響く方には響く内容と自信を持っております!
『七四』多くの皆様に愛されることを祈っております!

 あまり買ってくれと頼むのは気が引けるのですが、実際、出版社は(特に営業が)シビアな眼で作家を見てきます。前作の売り上げしだいで次回作を出すか出さないか、はたまた単行本か文庫か……。その作家の評価は、基本売り上げです。
 いい物語だから売れるとは限らない、売れているからいい物語とは限らない……。でも客観的な分かりやすい判断は売り上げです。
 単行本で価格も高くて申し訳ないのですが、皆様のご購入の一冊、一冊が、私が作家として生き残るための大きな力になります。自分の今できる最善のことは為していますが、物語は読者に読まれてこそ完結します。読者に読まれない物語は永遠に完成しません。
『七四』想いを込めて書きました。どうか皆様の元で物語を終えることができますよう、心より祈っております。

2016年9月25日  『七四』ご協力書店様

『七四』多くの書店様でご展開していただいております。フリーペーパーやおまけ掌編をご展開していただいている書店様を別ページでまとめました。こちらからご確認ください。

2016年9月26日  先輩作家からのエール

 敬愛する先輩作家の方が、『七四』を購入したと呟いてくださり、感動して呟きました。

 東野圭吾さんの『歪笑小説』の中に「序の口」という短編があります。新米作家が編集者の誘いでベテラン作家とゴルフをする話です。その中で玉沢という大作家と相撲の話になります。少し引用します。
「相撲の序ノ口は、番付の一番下だ。相撲をとっても、客を呼べないし、当然給料だってもらえない。それでも相撲取りとしてやっていけるのは、客を呼んでくれる人気力士がいるからだ。その代表が横綱と大関だ。彼等がいるから、平幕も十両も幕下も食っていける。序ノ口もな。だけど同じ人間がいつまでも君臨できるわけじゃない。彼等が引退したら、次に誰かが横綱や大関を張らなきゃいけない。そうやって相撲界は綿々と伝統を受け継いできた。で、その構図は俺たちの世界でも同じだ」
 今日、敬愛する先輩作家お二方の、ありがたく励まされる呟きを見て、「序の口」の私は、この短編を思い出しました。短編のラストは、今の私の率直な想いと同じ言葉で締められます。
「がんばろう、と思った」

 秋山香乃様、伊東潤様 本当にありがとうございます! 頑張ります!

『七四』発売後、宣伝の呟きが多い中、感謝を込めて呟きました。

 多くのリツイートやいいね、フォロー、皆様いつもまことにありがとうございます!
Twitterで多くの人と出会えたご縁に感謝しております。
 新刊の時期で宣伝の呟きが多くて申し訳ありません。もっと有意義なことや、おもしろいことを呟きたいのですがね。色づき始めたもみじとヒガンバナです。
pic.twitter.com/n0MkasLnQS

小石川公園

2016年9月27日  『七四』二個中隊

『七四』の著者購入分の山を見て、ため息とともに呟きました。

 ここ数日、大量の『七四』に部屋を占拠されています。戦車部隊は4両で一個小隊になり、小隊が3~4小隊集まり一個中隊となります。中隊長車と予備車があるので、一個機甲中隊は14~18両編成です。現在我が家は二個『七四』中隊が占拠中(笑)。しっかし、この表紙自著ながらインパクト抜群です!
pic.twitter.com/XlrxUzY71L

 装画と装幀は私の場合、担当編集者さんに完全にお任せです。『深山の桜』の単行本の時も、げみさんのイラストで作品内容を完璧に表現してくれました。今回もタイトルを含め、強い表紙にしていただきました。書店回りで結構目立って(浮いて、笑)います。中身も負けずに強いと(自分は)思っています。

 何度か呟いていますが、作者の頭の中にあった物語は、多くの方のご尽力で書籍という形のある物になります。担当編集者さんを始め本当に感謝しています。
 実は表紙の中で、1箇所だけ修正をお願いした箇所があります。それは装甲板前面左の車両番号、理由は『七四』を読んでくだされば分かります(笑)。

『七四』著者購入分

 ※9/30日現在、多くの方の元へ進撃していきました(笑)。お世話になっている方すべてに、献本差し上げたいのですが、よ、予算が……。お送りできない方、まことに申し訳ございません。

2016年9月28日  『七四』フリーペーパー

『七四』のフリーペーパーが届き、呟きました。

 神家正成(株)印刷部門が過労でストライキに入ったので(笑)、『七四』フリーペーパーは外注しました。ドンと500枚、少し前に到着しましたが既に残り僅かです。おまけ掌編と一緒に無償で提供していますので、ご用命の書店様はこちらからどうぞ!
kamiya-masanari.com/Works/
pic.twitter.com/Nm5fquVQym

 印刷は外注しましたが、原稿作成はフォトショップとイラストレーターでコツコツ作りました。『七四』の本文の文章を引用しており、イメージしづらい74式戦車と警務隊のことがよく分かります。『七四』の世界がより広がる内容です。ウェブサイトからPDFでダウンロードできるように調整中です。

 やはりプロの仕事はいいですね。今回、プリントパックさんにお願いしたのですが、安かったです。500枚、コート紙110kg、両面4色印刷、納期4日で3380円でした。1枚6.76円ですね。入稿チェックまでウェブでできます。データ作成までは自分でやらなければいけませんが、いい時代です。

『七四』フリ―ペーパー

 ※9/30日現在、在庫切れです(笑)。慌てて追加発注しました。どんどんお配りしますので、ぜひご用命ください!

2016年9月29日  吉川英梨さんからのご恵贈

 吉川英梨さんからご恵贈いただき、呟きました。

 同じ宝島社出身作家の吉川英梨さん@yoshikawaeri から、「小説推理」11月号をご恵贈いただきました! 公安の若き女性刑事が活躍する「十三階の女」新連載スタートです。実はこの連載に関して自衛隊の話を少しご説明しました。あらすじだけで興奮しましたよ。拝読するのが楽しみです!
pic.twitter.com/HiH7kobcNn

吉川さんご恵贈、小説推理2016年11月号

 ハラマキシリーズも、とてもおもしろいですよ!

2016年9月30日  『深山の桜』Amazonランキング急上昇!

『深山の桜』Amazonランキング急上昇したのを見て呟きました。

 Amazonで『深山の桜』のランキングが急上昇。大森望さんが週刊新潮に書いてくださった書評が、Yahooニュースに転載されたからですね。感謝です!

自衛隊をリアルに描くサスペンス3冊(Book Bang) - Yahoo!ニュース
zasshi.news.yahoo.co.jp/

『七四』は『深山の桜』の1年後(2015年)の物語です。独立した話なので単独でも十分楽しめますが、『深山の桜』を読んだ後に『七四』を読んでいただけると、さらにおもしろく読めます。幾人か同じ登場人物が活躍しています。通称、植木シリーズ(笑)。おまけ掌編はどちらもご提供しております!

 また宝島社文庫のショートショート集に書いた掌編も同じ世界観です。『5分で読める! ひと駅ストーリー 食の話』の「戦闘糧食」には、『深山の桜』の亀尾忠二が(東日本大震災時)、『10分間ミステリー THE BEST』の「誰何と星」には、『七四』の坂本孝浩たちが(機甲生徒)で出ています。

 便乗して他の著作も宣伝しました。現在(9/30 2338)本で3392位、ミステリー・サスペンス・ハードボイルドで75位です。こんな場所初めてなので、おろおろしてます(笑)。

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