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第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞を受賞して作家デビューをした神家正成のウェブサイトです。

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日々雑記BLOG

過去の日記

 新人賞を受賞してデビューした半熟新米作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。Twitterのまとめも多いです。

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2022年 1月2月3月

2016年8月の日記

01日 小説修行 中山七里さん「緑園の主」
03日 次回作『七四(ナナヨン)』のお知らせ
04日 戦車ライド
05日 今年もショートショート書きました!
06日 『七四(ナナヨン)』予約始まりました
11日 再校、再校、また再校、時々、もこもこ
14日 再校ゲラ終了と呑み会
19日 小説修行 北村薫さん「夢の風車」
20日 もう一つのエッセイ「新米作家と物語」
22日 自衛隊用語辞典更新「誰何」
23日 リオ・オリンピック閉会式
25日 『作家刑事毒島』刊行記念 中山七里さん美女と夜会

2016年8月1日  小説修行 中山七里さん「緑園の主」

 小説修行の書き(打ち)写しを終えて、呟きました。

 小説修行の打ち写し、終了。今回は『このミス』大賞のエース、我らが中山七里さん。『七色の毒』(角川文庫)より「緑園の主」。刑事犬養隼人シリーズの2作目、毒にちなんだ切れのある短編集です。3話目の「白い原稿」を初めて読んだ時には、ぶったまげました(笑)。小説投稿者はある意味必読です。

「緑園の主」の簡単なデータと感想。原稿用紙換算52枚。総文字数17141。672文。320段落。平均文長26文字。平均句読点間隔17文字。文字使 用率、漢字33%、カタカナ3%(一太郎より)。犬養の三人称一視点。別人物の短い視点が、導入部にあり。中山さん漢字表記が結構独特でした。
 中山さんの二つ名「どんでん返しの帝王」らしい最後の1ページ、心に沁みるどんでん返しです。

 実はこの本、『このミス』大賞の授賞式の時に頂きました。後輩の授賞式に自著を送る、恰好良いなと思いました。私も二つ名が付けられるくらい励みます!
pic.twitter.com/IU1uZVq7ff

七色の毒

 

2016年8月3日  次回作『七四(ナナヨン)』のお知らせ

 次回作『七四(ナナヨン)』について、呟きました。

 次回作、予定段階ですがお知らせいたします。タイトル『七四(ナナヨン)』9/24発売、予価1814円(税込)。お陰様で単行本です。原稿用紙800枚超の大作(!?)です。七四とは74式戦車のことで、物語の重要なキーワードとなっています。
pic.twitter.com/0Gr5YA6UlN

ナナヨン再校ゲラ

ナナヨン

ナナヨン

ナナヨン

 舞台は『深山の桜』から1年後。富士学校の密室状態の74式戦車内で高級幹部の死体が見つかり、当初は自殺と思われていたが、市ヶ谷の中央警務隊宛に殺人だとの告発が入る。そんな出だしです。捜査に派遣されるのは、防衛大学校出身の若き女性警務官、甲斐和美3等陸尉(上司は我らが植木礼三郎。笑)。

 もう一人の主人公は元自衛官のおっさん、坂本孝浩。零細のソフトウェア開発会社社長で、取引先から大型の受注契約の解除を突然言い渡され、倒産の危機に瀕します。何とか回避すべく契約解除の理由を探り奮闘していく。そんな二人が富士学校で出会い、事件の真相に迫ります。深山の登場人物も出てきます。

 本邦初(たぶん)の戦車密室、自衛隊の警察である警務隊、10式戦車の謎の事故、自殺か他殺か、若き女性警務官の悩みと過去、元自衛官の過去と苦悩、15歳の自衛官、18歳の機甲生徒、合気道アクション、植木大活躍(笑)、戦車場面、戦闘場面などなど、最初から最後までノンストップで走り抜けます。

 二重の密室ミステリー、血湧き肉躍る冒険小説、ハードボイルド、多くの要素が例によって(笑)てんこ盛りです。深山よりはエンタメよりです。単行本で少しお高いですが、楽しんでいただけると信じています。販売促進のプロモーションも行います。おまけの掌編など作成しますので楽しみにしてください!

 敬愛する横山秀夫さんの64とタイトルが似てしまい申し訳ない気持ちなのですが、こちらは私の青春の想い出の74式戦車のナナヨンです。前掲の写真は18歳の機甲生徒時代の写真です。ナナヨンの操縦、戦闘訓練場面なども盛り沢山。ガルパンならぬボイパン。ナナヨン、何卒よろしくお願いいたします!


 いつも多くのリツイートやいいね、リプライ、まことにありがとうございます!
 一つ一つが執筆の力になっています。お気軽に話し掛けてください。
 蒼井凜花さんのように、きれいなお花をアップする柄でもないので、かえるを置いておきます(笑)。
pic.twitter.com/vpGxv5MWrY

かえる

 随時、情報提供します。よろしくお願いいたします。

2016年8月4日  戦車ライド

 戦車ライドなる面白そうなものを知り、呟きました。

 アトラクション4D『戦車ライド』なる面白そうなものが公開されるそうです!
74式戦車(ナナヨン)と10式戦車(ヒトマル)が戦うとのこと。現実ではヒトマルの圧勝でしょうが、心情的にはナナヨンに頑張ってほしいです。小説の方もね(笑)。
twitter.com/issatomokazu/

 

2016年8月5日  今年もショートショート書きました!

 ショートショートの告知を、呟きました。

 宝島社から、ショートショートアンソロジー『10分間ミステリー THE BEST』が、9/6に発売されます。私は「誰何と星」という10分間ミステリーを書きました。今回の本は、過去に出た10分間ミステリー2冊からの自薦の再録分35話と、新しく書き下ろし分の15話が収録されるそうです。

「誰何と星」例によって(笑)自衛隊ショートショートです。誰何とは、戦闘行動中、集結地や野営地で歩哨任務に当たる兵士が、近づいてくる不審者に対して「誰かっ!」と声を掛け確認する行為です。3回呼び掛けて返答がなかったり、合い言葉が違った場合は刺、射殺をします。緊張を強いられる任務です。

「誰何と星」、実は次回作『ナナヨン』の登場人物たちがフライングで出ています。『ナナヨン』の初稿を修正し終え、その余韻に浸っている中で「誰何と星」を書きました。前回のひと駅ストーリーには『深山の桜』の亀尾が出ています。独立した作品ですが同じ世界観ですので楽しんでいただけたら幸いです。

 

2016年8月6日  『七四(ナナヨン)』予約始まりました

 『七四(ナナヨン)』予約が始まり、呟きました。

 次回作『七四(ナナヨン)』アマゾンやhontoなどで予約が始まりました。
 内容紹介は、作者ではなく編集者さんが書くのですが「ミリタリー捜査サスペンス」らしいです。よろしくお願いします!
amzn.to/2aNLGH1
honto.jp/netstore/

 第12回『このミス』大賞、先輩作家の梶永の兄ィ――梶永正史さん(69会若頭。笑)の『警視庁捜査二課・郷間彩香ガバナンスの死角』が、9/6文庫化のようです。「郷間彩香」シリーズ、面白いですよ。いつか植木シリーズ(笑)で共演したいです!
amzn.to/2aNOxjl

 文庫の商品説明にこんな文字が!
「ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、『特命指揮官』の〈警視庁捜査二課・郷間彩香〉シリーズ第2弾! 」
 ドラマ化おめでとうございます! 正直うらやましい(笑)。第12回の大賞作品は2作ともドラマ化です。第13回もお待ちしています!

2016年8月11日  再校、再校、また再校、時々、もこもこ

 再校に追われながら、呟きました。

 ネバーエンディング、スイーコウ、という親父ギャグを必死に我慢しているここ数日(笑)。何度見直しても終わらない再校の疲れを、癒やしてくれるのは、もこもこ(コキア)。もこもこが紅葉に染まる頃、ナナヨンは皆様の元へ。ラストスパートです!
pic.twitter.com/ZjeFgGr3At

もこもこ

 

2016年8月14日  再校ゲラ終了と呑み会

 気合いで再校ゲラを終わらせて、呑み会に向かい、呟きました。

 昨日無事、デビュー2作目となる七四(ナナヨン)の再校ゲラが終了しました。相変わらず再校なのに真っ赤に染めてしまいました(笑)。締め切りがなければ、きっとサグラダ・ファミリアか横浜駅のように延々と推敲してしまうでしょう。締め切りは偉大なり。ミリタリー捜査サスペンス9/24発売です!

 長く続いた登場人物との旅も、これで終わりかと愛しく切ない想いで文字を追いました。作者と読者には時間差があります。物語が発売されて読者がその世界に浸る時、作者は別の旅をしています。もう私ができることはありません。『深山の桜』と同じく『七四(ナナヨン)』も多くの方に愛されますように!

 まあ、次回作も植木シリーズの予定なので、登場人物との旅は続くのですがね(笑)。しかし800枚は多すぎでした。執筆も大変ですが推敲も大変です。反省。でもそれだけの内容になったと自負しております。密室状態の74式戦車で死体が見つかる開幕から、血と硝煙が漂うラストまで、ご期待ください!


 というわけで頑張ったご褒美に、再校ゲラを出版社に送り寝不足でヘロヘロのまま、『このミス』大賞先輩作家、増田俊也さんにお誘いいただいた、楽しみにしていた呑み会に行って参りました。先輩小説家や漫画家の皆様と、6時間があっという間の密度の濃い漢(おとこ)成分高めのすばらしい一時でした。

 活躍されている方々の言葉は重みが違います。ここには書けない業界マル秘情報(笑)から始まり、如何に担当編集者と共に闘うか、プロットと一緒に50枚の原稿、作家は下請け・屋台の親父、付き合いは広く、映画と物語などなど。デビューして何が嬉しいかといえば、先輩作家の体験談が伺えることです。

 至言の数々を、心のメモ帳に刻みました。でも昨日の呑み会の結論は、シン・ゴジラ見るべし! 忙しく私は未見だったので、ネタばれできず皆様残念そうでした。見ます!
 増田さんに『七帝柔道記』にサインも頂きました。皆様ありがとうございました!
pic.twitter.com/djjOpqqvOm

『七帝柔道記』

 

2016年8月19日  小説修行 北村薫さん「夢の風車」

 小説修行の書き(打ち)写しを終えて、呟きました。

 小説修行の書き(打ち)写し、終了。今回は日常の謎の生みの親、北村薫さん『中野のお父さん』(文藝春秋)より「夢の風車」。新人賞選考の謎を解く短編です。ある意味、父と娘の微笑ましい物語。去年の北村さんのトークイベントの日記はこちらです。

「夢の風車」の簡単なデータと感想。原稿用紙換算32枚。総文字数9352。485文。254段落。平均文長19文字。平均句読点間隔9文字。文字使用率、漢字31%。カタカナ4%(一太郎より)。若き編集者田川美希の三人称一視点。文長、読点間隔、ともに短く改行も多く非常に読みやすい作品です。

 漢字の開きに悩む毎日ですが、北村さんは一般的には開く「色々」とか「~て来る」などが漢字で、――や……も多めでした。作家さんの個性は面白い。
 唐突に、最終選考に残りました、という編集者さんの電話の声を思い出しました。まだ何者でもなかった2年前……。今の境遇に感謝しつつ励みたいです!

 今回の『七四(ナナヨン)』では、かなりの漢字を『深山の桜』に比べて開きました。それでも漢字使用率は40%になってしまいました。作風上、漢字が多いのは仕方がないのですが、もっと読みやすくする工夫をすべきですね……。ちょっと反省してます。

2016年8月20日  もう一つのエッセイ「新米作家と物語」

 先月、実業之日本社様のJ-novel8月号の「オン・ステージ」で「自衛官と物語」というエッセイを書きました。記事はこちら(7/10)こちら(7/31)です。
 実は久しぶりのエッセイだったので、気合いを入れて2つ書きました。最終的に編集者さんに選んでいただいたのが、掲載された「自衛官と物語」でした。もう一つは「新米作家と物語」という内容でした。次回作が出てしまうと旬が過ぎてしまうので(笑)、恥ずかしながらもここで公開します。

    新米作家と物語

 吾輩は新米作家である。次回作はまだない。
 この欄は興味のあること、趣味、日々のことをつづるエッセイと伺った。
 依頼があり何を書くかと考えて、ふと気づいた。昨年の三月にデビューしてから、それらはすべて、物語についてである。二十四時間、頭の中は、常に物語のことを考えている。
 エンゲル係数ならぬ物語係数は鰻登りで、日常生活に不具合が出ている。兼業作家なので執筆に当てることのできる時間は、非常に少ない。それだけ投入しているのに、悲しいことに次回作はまだ出ていない。
 創作の道を志してデビューするまでに五年掛かった。デビューすればすべてが劇的に変わると思っていた。
 甘い幻想だった。現実はとてつもなく厳しい。無名の新人作家が生き残るためには、多くのものを犠牲にして執筆に懸けるしかない。
 読者にとっての物語の評価基準は、面白いか面白くないかだけである。物語に作者がどれだけ熱量を込めたとしても、それは作者側の都合なのだ。販売部数という数字で、作家は、明確に冷酷に非情に、評価を受ける。
 物語を愛し、憧れた挙げ句、書く側になりたいと不遜な夢を持ってしまった作家に対して、物語は容赦なく牙を剥く。
 作家が創造力を駆使して書かれた物語は、読者の想像力によって像を結んだ時に完結する。読まれない物語は常に未完成なのだ。
 では、悩み、苦しみながらも、なぜ物語を紡ぐことをやめないのだろうか。
 それは、自分の書いた物語を、面白いと言ってくれる人がいる喜び。
 受け取るだけだった自分が、与える立場に立てた喜び。
 幼い時から自分を愛し、励まし包んでくれた物語と同じように、自分の物語が、世の中の誰かを救うかもしれない喜び。
 ――それらの喜びを知ってしまったから。
 ようやく秋頃には次回作を出す見込みがついた。デビューして一年と半、苦しい日々だった。
 踊り走り続けるしかない。
 そう、私は、今まさにオン・ステージ――憧れ続けていた舞台に立っているのだから。

 ちと青臭い内容ですが、正直な心情をつづりました。9/24待望の(作者にとって。笑)次回作『七四(ナナヨン)』発売です。踊り走り続けます。皆様よろしくお願いいたします。

2016年8月22日  自衛隊用語辞典更新「誰何」

 自衛隊用語辞典を更新して呟きました。

 自衛隊用語辞典に「誰何」をアップしました。9/6発売予定の『10分間ミステリー THE BEST』に「誰何と星」というショートショートを書きました。9/24発売予定の『七四(ナナヨン)』の主人公がプレ登場します。宣伝です(笑)!
kamiya-masanari.com/JSDF_Word/

 補足説明です。「誰何と星」というショートショートに、『七四(ナナヨン)』の主人公、坂本(おっさん)がプレ登場するということです。若き坂本の機甲生徒時代の話です。夏の夜の戦闘訓練中、歩哨任務に就いた坂本は何を見たのか……。ミステリです!
amzn.to/2aA1HDx

 

2016年8月23日  リオ・オリンピック閉会式

 リオ・オリンピックの閉会式を見て、呟きました。

 オリンピック閉会式での、安倍首相のスーパーマリオ演出が話題です。日本らしいすばらしい演出だったと思います。ただ、あの登場の瞬間もその前後も、安倍首相に付き添っていた警察のSPの方のことを思います。地味で目立たない任務ですが、重要で大切な任務を遂行されたSPに敬礼。∠(`・ω・´)

 一応検証しました。土管登場時には、既に中に安倍首相は複数のSPと一緒にいるはず。その後場内が暗くなった際に離脱。画像の6:00から土管の向こう側、競技場の端を中央から右に移動する一団が見えます。これが安倍首相とSPの一団と思われます。
sports.nhk.or.jp/video/element/

 6:12の画面上部にも一団が見えます。ひな壇に向かっているのでしょう。首相のSPは警護第1係がチームで対応します。要心の盾になることが彼らの任務です。献身と自己犠牲、ため息が出ます。いつかSPの物語も書きたいですね。金城一紀さん原作の『SP 警視庁警備部警護課第四係』お勧めです!

 

2016年8月25日  『作家刑事毒島』刊行記念 中山七里さん美女と夜会

 三省堂書店池袋本店にて行われた『作家刑事毒島』刊行記念 中山七里さん美女と夜会に参加して、呟きました。

 先日、三省堂書店池袋本店にて行われた『作家刑事毒島』刊行記念 中山七里さん美女と夜会 ゲスト:一色さゆりさん、にお伺いしてきました。心がえぐられる(笑)一時でした。『作家刑事毒島』のフィクションの部分は5%だそうです。殺人のみ(笑)
pic.twitter.com/dw78PpfQRx

中山七里さんサイン

一色さゆりさんサイン

 ということは、ほとんど事実の話ということ。中山さんは編集者との打ち合わせは3分で終わらせ、残りの時間は雑談兼情報収集をされているとのこと。相変わらずの中山節ですが、『このミス』大賞の後輩(第14回)の一色さんも、負けじと突っ込みを返されていました。お二人とも話の才能ありまくりです。

 量産のためには体を変える(トイレは1日1回!)、情熱を外に出さず原稿に当てろ、落ちた人間のことを考える、執筆の筋肉、売れ筋分析、勝てる試合をする、などなど、ためになると同時に、足らぬ自分にため息の一時でした。
 今回その1なので、その2もあるかも。おっさんと夜会はどうですか(笑)。

 

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