新人賞を受賞してデビューした半熟作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。TwitterやFacebookのまとめも多いです。
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01日 新年のご挨拶
03日 深夜のたわ言
09日 締め切り山脈
10日 小説修行 森見登美彦さん「蝸牛の角」
11日 『桜と日章』現地調査
12日 『嶋子とさくらの姫』第三章「浪速の夢」公開
13日 「哀しみの序章」 #記念日にショートショート
14日 娘の成人式
18日 『桜と日章』改稿終了!
23日 執筆時のこだわり
24日 千葉県立図書館
25日 『嶋子とさくらの姫』第四章「女子の戦」公開
29日 柏警察署
30日 『桜と日章』刊行のお知らせ
皆様、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
今年の目標です。
1 宝島社3作目と他社デビューで最低3作刊行
2 新ジャンルへの挑戦
3 ウェブの活用
4 作家としての方向性の模索、確立
春にはようやく単著の新刊が出せます。お待たせしました!
やりますよ、今年は!
2年半ぶりの新刊、植木シリーズ3作目『桜と日章』(仮)を、まずはお届けします。
その後、双葉社から去年の連載の『白球と特攻』(仮)を刊行予定。
現在さくら市で連載中の『嶋子とさくらの姫』も、できれば秋頃にはお届けしたいです。
現代、第二次世界大戦、関東戦国時代、もろもろご期待ください!
その他、書き下ろしや連載の話なども進行中です。
3月にはデビュー5年目に入ります。お陰様で5年の壁は越えられそうです。
ただ作家は毎作品が勝負ですので、今できるすべての力を目の前の作品に込めて物語を綴ってまいります。
知り合いの作家さんのご活躍を見て、焦燥感に襲われる日々ですが、一つ一つ愚直に目の前のことをこなしていきますよ!
欲張りな目標は5冊刊行!
何とか達成したいです!
年末からひたすら、春刊行予定の『桜と日章』(仮)の改稿をしているのですが、「この作品は本当に面白いのだろうか?」病にかかってます……。
読めば読むほど自分の未熟な部分が見えてきて、ため息ばかり……。
全部書き直したくなってきます。
ああ、もっとうまくなりてえな……。ちきしょう……。
先月から年越しで続いていた締め切り山脈を、今日、ようやく越えました!
やったー!
今晩はお酒を呑むよ!
デビューしてから今までで、一番書いたような気がします(笑)。
まあ作家人生、締め切りを越えても、まだまだ先には山が延々と続くのですけどね……。
締め切りがあるのは、ありがたいことです。
でも、いろいろ滞っていたものを処理しないと……。
創作執筆活動は、スポーツや武道と似ていると思います。
基礎や基本が大事ですが、その次には負荷トレーニングが必要だと。
マラソンを完走するには基礎体力や方法論がまずは必須ですが、一度走った後は、4時間で走ったのを次は3時間で走るという経験を重ねることが大切なのだなと、今更ながら(笑)感じました。
でも年末年始に帰省してきた娘と、どこにも出かけることができなかったという哀しい正月でした(笑)。
ちきしょう!
期限までに書き上げられるかどうかを考えてしまうと余裕(ヒマ)がなくなり、恰好悪い男になってしまいます。
余裕、大事、大事!
成人式でまた返ってくるから、次は出掛けるよ~!
今回は敬愛する森見登美彦さん。
『短編ベストコレクション2008』(徳間文庫)より「蝸牛の角」
『夜は短し歩けよ乙女』を読んだ衝撃は忘れられません。
個人的に好きなのは『恋文の技術』
私もこんな阿呆な物語を書ける阿呆(褒め言葉)な作家になりたい!
「蝸牛の角」の簡単なデータと感想。
原稿用紙換算42枚。
総文字数14247(339)。
445文(10.6)。303段落(4.4)。
平均文長32文字。平均句読点間隔16文字。
文字使用率、漢字31%。カタカナ3%。 (一太郎より。括弧内は1枚あたりの数)。
文も段落も最小値を記録しました。みっちり文字がつまっています。
阿呆神の一人称視点で、まさしく神視点(笑)。
阿呆な者どもの阿呆な物語です。
文と段落が少ないうえに場面が激しく変わるのですが、混乱することなく読めるのは、登場人物と状況、小道具、ネーミングなどが独特で記憶に残るからなのかもしれません。
詭弁論部に入りたいです(笑)!
うまいなあ、森見さん。
今日は、春刊行の植木シリーズ3作目『桜と日章』の現地調査をしてきました。
今回植木は、千葉県の柏警察署の副署長(警視)として自衛隊から出向します。その補佐を任された飯島という女性警察官(巡査部長)が主人公の一人。
『七四』の2年後、2017年4月、私の地元柏が舞台です。
キャッチコピーは、柏が戦場になる!
もう一人の主人公は、自衛隊千葉地方協力本部柏募集案内所で広報官を務める男性自衛官、小田三等陸曹。
対称的な二人が、組織を揺るがす自衛隊対警察の大事件に巻き込まれます。
よく知っているつもりの地元柏でしたが、現地を再度、創作の眼で見て修正点や改善点が分かりました。危なかったですよ(笑)!
柏警察署でも確認したいことが多々あるのですが、どうすっぺ(笑)!
JR柏駅では、キン肉マンスタンプラリーをやっていました。前のガンダムといい、JRはおっさんを攻めてくる(笑)。
柏は完璧超人のビッグ・ザ・武道。
ああ心に愛がなければ 物書きじゃないのさ!
完璧作家目指してGo Fight!
操觚の会と栃木県さくら市のコラボ小説、戦国関東二人の姫の物語
『嶋子とさくらの姫』第三章「浪速の夢」が公開されました!
第一章、第二章は秀吉の小田原攻めでの嶋子と氏姫の物語ですが、第三章はその後、秀吉の側室となり大坂に向かった嶋子、国朝と結婚した氏姫の話です。
こちらのさくら市のウェブサイトで、序章から第三章まで無料で公開中です。
PDFファイルです。スマホでも読みやすいように行間やルビなどを私が(笑)せっせと調整しております。
PCやタブレットでは、PDFファイルをダウンロードしていただき「見開きページ表示」で見ていただくと、書籍のように閲覧できます。
第三章では、秀吉、政宗、三成以外にも新しく家康や甲斐姫、謎の人物も登場!
相変わらずの天庵様もいい味を出しております(笑)。
天庵(小田氏治)は、実は小説で書いてみたいと昔から思っています。負け犬大名なのに、領民から親しまれ、最後は畳の上で大往生という面白い人物です。
書かせてくれる出版社様、ご連絡をお待ちしております!
他にもご先祖様の清水宗治の一代記も、ぜひ書いてみたいです!
初っ端から急展開のフー&ホワイダニットのミステリー仕立ての物語をお楽しみください!
今回は秀吉の死まで、次回第四章はいよいよ関ヶ原の戦いです。既に書き終えて最後の改稿中です。今月中にはお届けできます。
その後も第五章と終章を2月中にはお届けしますので、ご期待ください!
先日さくら市の地元下野新聞に上記の記事が載りました。
さくら市では『嶋子とさくらの姫』の主人公の一人、嶋子を前面に出したプロジェクトが進んでいるようです。
実は物語にはさくら市ゆかりの鮎やせきれい、きつねなども出しております。氏姫編では古河市の鳥かわせみも物語に彩りを添えております!
地方活性を目指す自治体の皆様、小説でのアピールは如何でしょうか?
つくば市と岡山市のご担当者様、ご連絡をお待ちしております(笑)!
成人の日の「#記念日にショートショートを」SS0020
「哀しみの序章」を、皆様へ日頃の感謝の想いを込めて公開します!
今日は私の娘も成人式です。喜びの日となりますように!
気に入っていただけたのなら拡散や、ご感想をいただけると喜びます!
読書メーターにも登録済です。感想お待ちしております!
区切りの20作目ですが、前回の文化の日から、2か月以上間が空き、久しぶりの投稿でした。感が取り戻せず、ちと苦労しました(泣)。
困った時の続き物ということで、エイプリルフールの「嘘つき男」とサン・ジョルディの日の「ある男の贈り物」と微妙にリンクしております。単体でも楽しめますが、まだの方は上記リンクから前作もどうぞ!
※クリックで高画質画像が開きます。
木下昌輝さんの提案で始まった「#記念日にショートショートを」も来月で一周年です。
試みに共感して私もすぐに始めましたが、多くの読者の方と出会えて、本当によかったです。
SSから私の著作を読んでくださった読者も多く、思わぬ効果に嬉しくなりました。
読書の間口を広げるというコツコツとした運動ですが、これからも頑張って取り組んでいきたいです。
創作の訓練にもなり、多くのことを学びました。SSを元にした短編や長編も書けますので、編集者の皆様、ご連絡お待ちしております(笑)!
次回は2/3(日)の節分を予定しております!
今までのSSはこちらにまとめております。
よろしければ神家節(笑)お楽しみください!
娘は今日、成人式を迎えました。誕生日はかなり前なので、娘が二十歳になったという実感は、とうの昔に過ぎ去っていますが、小さかった娘がここまで育ったことを思うと、涙腺も緩みます……。
物語を書こうとした動機の一つに、何とか娘に言葉を残したい、というのがありました。そう思ってもう十年が過ぎたのですね。私も歳を取るわけです(笑)。
ちなみに二十歳の私は、北海道の北恵庭駐屯地で74式戦車(38トン)と綱引きをしたような、おぼろげな記憶があります。
数か月後に自衛隊を依願退職するとは、当時全く考えておらず、恵庭市役所の式典で、なぜか上映された『ブラック・レイン』を楽しんでいました。
人生って本当に不思議ですよね……。
前撮りも済んだ娘は、今日はドレスに着替えて中高一貫校の同窓会に参加しています。
終電で帰ってくるという娘に、終電一本前には乗るようにと説き伏せました。
まあ、一人暮らしも2年になるので、家に帰ってくるだけでよしとしましょう。
でも娘よ、洗面所に靴下を脱ぎっぱなしにするのは、あかんで(笑)!
3月刊行予定の植木シリーズ3作目『桜と日章』改稿が全て終了しました!
これからゲラというキツキツのスケジュールです(自業自得。泣)。
自衛隊対警察という3作の中では一番エンタメ寄りの作品になりました。
詳細は随時お知らせいたします!
で今日からは『嶋子とさくらの姫』現代から戦国時代に戻ります。頭の切替が大変です(笑)!
執筆時のこだわりは多々あるのですが、その内の一つに、
歴史時代小説を書く時は、会話はもちろんのこと地の文にもなるべく当時使われていなかった言葉は出さない。
というのがあります。
例えば戦国時代では~的は使わないなど。
大変役に立つのが大森洋平さんの『考証要集』
最近2も出ました。何十回と繰り返して読んでます。お勧めです!
今や昭和も考証が必要な時代です。戦前の軍隊に関しても詳しく『白球と特攻』の執筆時にも重宝しました。
『考証要集』以外では、鈴木輝一郎さんに教わったジャパンナレッジもお勧め!
用語を検索すると使われた年代が出るので、怪しいと思ったらすぐ調べます。
月会費がかかりますが、これも手放せません!
でもガチガチに当時の言葉しか使わないとリーダビリティが悪くなるので、「心配」ならば「心を配る」に直したり、側室を側と書くか妾と書くか悩んだり、なかなか難しいです……。
圧倒的な語彙力と言い換え能力が欲しいっす!
気付かずにに使っている場合も多いので、見つけたら教えてください(笑)!
歴史時代小説の執筆時には、大量の資料を読むので、絶版や高価な本などは図書館を利用しています。
千葉県立図書館は、柏市図書館にない資料も多いので、重宝しております。
今日お伺いしたら、カウンターのチーバくんが節分仕様になってました!
少し前は正月仕様でした。
ほっこりします。
館員の皆様、お忙しいところお疲れ様です!
ちなみ作家でよく話題になる、自著の図書館貸し出しですが、私は全く気にしません。読んでくださるだけでもありがたいです!
気に入っていただき、手元に置きたいと思える物語をお届けできるよう、努力しています。
そりゃあ買っていただけるのが一番ですが、購入の壁より認知の壁のが高いですからね。
お金よりも時間共有のが、価値が高いと思っています。
でも本が一冊売れるということは、作家のみならずそこに関わる出版関係者(編集者から始まり校正校閲、装幀、印刷、取次、書店など諸々)が幸せになり、それが新しい物語を生み、また誰かを幸せにすることなので、よろしければ応援してください!
操觚の会と栃木県さくら市のコラボ小説、戦国関東二人の姫の物語
『嶋子とさくらの姫』第四章「女子の戦」(おなごのいくさ)が公開されました!
秀吉の死後、いよいよ関ヶ原です。別々の道を歩む嶋子と氏姫、二人はどのように戦国の乱世を戦うのか!
こちらのサイトで無料公開中です。スマホでも読めますよ。
前の章も公開中です!
序章「皐月の風」は、信長の時代で天庵――小田氏治視点。
第一章「秋の扇」と第二章「さくらの姫」は、秀吉の小田原攻めを嶋子と氏姫の視点から。
第三章「浪速の夢」は秀吉の死までを、嶋子と氏姫の交互視点で書いています。
天庵、秀吉、政宗、三成、家康、北政所、甲斐姫などと豪華に出演しております。
今回は新たに天庵の永遠の好敵手、常陸の鬼義重も登場!
いがっぺよ(笑)!
執筆の経緯はこちらに書いてます。
いいよ残り二章です。
第五章は執筆済みで校正中。いよいよ物語のクライマックス、大坂の陣に向けて疾走します!
多くの謎が徐々に明らかになっていきます。
戦国の歴史時代小説は初挑戦なので、執筆は大変ですが、書いていてむちゃくちゃ楽しく面白いです!
何でも書きますのでご依頼お待ちしております!
面白ければぜひ「いがっぺよ」と呟いてください(笑)!
人生において警察署を訪問することは、そんなに多くないはずです。私も過去数回しかありません。
しかし3月刊行の『桜と日章』は、千葉県警柏警察署が物語の中心です。リアリティを高めるために突撃するしかないということで、免許更新のふりをして取材というか、最後の確認をしてきました。
ドッキドッキでしたよ(笑)!
ずっと悩んでいた物語の冒頭の引用句――エピグラフも、ようやく腑に落ちるものが浮かびました。
書籍のエピグラフ、個人的に大好きなので(笑)何とか入れたかったのです。
『深山の桜』は詠み人知らずの短歌で、『七四』は私の考えた74式戦車の説明でした。
今回はあの歴史上の有名人物からいただきました!
久しぶりに訪れたモラージュ柏では、雑貨店でDECOLEのconcombreのぶたさんの新作を発見。早速お迎えいたしました!
私はかえる、妻はぶたを集めております。
でも最近かえるの新作が少ないんですよ……。
わしにはまったりがもっと必要なんじゃ。新作を首を長うして待っとるけん。よろしゅう頼むで(笑)!
『桜と日章』のお知らせです。
刊行は3月下旬、判型は文庫です。
紆余曲折あり(笑)いきなり文庫となりました!
このご時世、2年と半も単著の新刊を出していない作家は、自業自得なのですが、土俵際にまで追い込まれています。
ありがたいことに宝島社は勝負に出てくれました。期待に応えたいです!
家庭と仕事の事情で書けない時期が長く、辛い時期が続き、気持ちだけが焦る毎日でした……。
お蔭様で今年は、6月に小説推理に連載していた『白球と特攻』(仮)を、秋にはさくら市連載の『嶋子とさくらの姫』を、その他にも書き下ろしを(できれば数冊)お届けできると思います。
新しいジャンルの連載にも挑む予定です!
『桜と日章』ですが、ゲラ(紙ではなくPDFでのご提供の予定)を読んでくださる書店員様を募集します!
また『七四』と同じようなフリーペーパーを作ります。今は警察の階級章をコツコツと作成しています(笑)。
色紙やサイン本なども承ります。
また詳細を告知しますので、よろしくお願い申し上げます!
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