新人賞を受賞してデビューした半熟作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。TwitterやFacebookのまとめも多いです。
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2022年 1月、2月、3月
01日 75年前の七月一日
04日 ナナヨンの日
06日 『さくらと扇』のおまけ掌編完成!
07日 たなばたさまの祈り
14日 「縁を切る寺」「#記念日にショートショートを」
18日 FMクマガヤに出演してきました
19日 迫りくる妨害衝動
23日 海の日
24日 戦車靴
25日 真夏のスポーツの日
28日 第19回『『このミス』大賞の1次選考通過作品が発表されました!
29日 南北朝ショートショートを執筆します
31日 ビバ重版
75年前の1945年7月1日は『赤い白球』において運命の一日でした。
ひと月半後には戦争が終わると後生の我々は知っていますが、そんなことなど知らぬ当時の人々は歴史の大波に翻弄されます。
鎮魂の願いを込めて「七月一日の朝日」というおまけ掌編を書いています。『赤い白球』を読まれた方は、こちらもぜひ読んでいただきたいです!
本編のネタばれになるので全編公開は難しいですが、最初の数行だけを公開します。このあと2ページ続いています。
本編では書くことのできなかった、登場人物たちの数十年後の救いの物語を書いております。
この掌編を書いて私自身も救われました。
『赤い白球』のもう一つのラストともいえる内容です!
おまけ掌編にはその他に「北の星」という朴の父の後日譚と、1945年7月1日の2日前の話である「救いの大雨」(こちらはネタばれなしです。未読の方はぜひ!)を収録しております。
物語の余韻を楽しめるおまけ掌編(『赤い白球』以外もあります)は、こちらのお問い合わせフォームよりお申込みください!
毎年恒例、今日は74の日とのことでナナヨンの写真です!
『七四』は多々書評をいただきましたが、中でも宮部みゆきさんの「組織と個人の拮抗を背景に、現代社会の罪と罰をがっつり描けるミステリーは警察小説だけじゃない。そう高らかに宣言する新鮮な快作だ」との言葉が、大変うれしかったです!
自衛隊小説というと派手なアクションや目立つ装備品や武器、政治の話などが注目されますが(私もそれは嫌いじゃありません……)、私は特殊な組織に生きる普遍的な人間の物語を書きたいのです!
自衛隊や自衛隊員の話ということで敬遠している方がいるかもしれませんが、ぜひ一度読んでみてください!
警察小説に横山秀夫さんが新風を吹き込んだように、私も新しい自衛隊小説に挑戦し続けていきたいです!
自衛隊小説も警察小説のように多様化する時代を迎えていると個人的には思っています。
おまけのロクイチの写真もアップします。
私は昭和の自衛官なので免許を61式戦車で取りました。大変でした(笑)!
『さくらと扇』のおまけ掌編が、ようやく完成しました!
物語には収まりきらなかったアナザーストーリーや後日譚を3編収録しています。
ネタばれが含まれているので公開ではなく、ご希望の方に個別にお送りしております。
コメントやメッセンジャー、こちらのお問い合わせフォームにてご連絡ください!
本になる際にいったん物語は閉じられますが、私の頭の中には、さまざまな事情により本編に書ききれなかった話が残っています。
蛇足かもしれませんが、そんな物語に陽を当てたいと思う気持ちで書いております。
おまけ掌編は本編よりおもしろいと好評です(笑)!
本編を既読の方はぜひお申し込みください!
デビュー作の『深山の桜』から始まり、全作品におまけ掌編を作成しております。
『七四』までは印刷して製本して配っておりましたが、今はPDFファイルにてご提供しております。
『さくらと扇』はおまけ掌編以外に、映画の予告編のような前日嘆の掌編を公開しております。
よろしければこちらもどうぞ!
今日は七夕ですね。「#記念日にショートショートを」SS0010「たなばたさま」を、鎮魂の願いを込めて再公開します。
2年前の豪雨での災害派遣の話を書いております。
今回亡くなられた方のご冥福と、災害が収まり一刻も早く復旧すること、被害に遭われている皆様のご無事を、心より祈っております。
豪雨のみならず、毎年毎年、予期せぬ災害は起こってしまいます。災害の前に個人は無力です。
自衛隊や警察、消防、役所の方々などが不眠不休で対処されていると思いますが、皆様のご無事を祈ることしかできない自分を、もどかしく思います……。
公のために尽くされる人々に多くの幸がありますように!
実はこのSSは作中にちょっとした仕掛けを入れております。文頭の一文字目をつなげて歌ってみてください!
ヒントはこちらの歌です。
2018年2月から始めた「#記念日にショートショートを」ですが、先日公開した夏至のSSで29作品になりました。
近日中にまた新作をお届けできそうです。
ご期待ください!
新作の「#記念日にショートショートを」SS0030「縁を切る寺」を公開いたします!
話の本筋にあまり絡んではいませんが、テーマは紫陽花です。
気に入っていただけたのなら、ぜひ拡散をお願いします!
読書メーターにも登録済みです。
皆様のご感想をお待ちしております!
鎌倉にある東慶寺は、江戸時代は幕府公認の縁切寺でした。
女性からの離婚が認められなかった時代、東慶寺に駆け込めば足掛け3年で離縁が認められました。
関東公方の娘が住持となることが多く、19世住持の法清尼は『さくらと扇』の主人公、嶋子の姉です。次の20世住持は豊臣秀頼の娘である天秀尼でした。
『さくらと扇』の終章には東慶寺の場面があります。
嶋子と氏姫などの戦国の世を生きたおなごの思いは、天の名を持つ天秀尼に引き継がれるのです。
前作のSS0029「夏に至る日」と本作は『さくらと扇』のスピンオフ掌編です。
面白いと思っていただければ『さくらと扇』もよろしくお願い申し上げます!
※クリックで高画質画像が開きます。
昨日はFMクマガヤの「長谷川ヨシテルのれきしクンの野望」に、寶聚寺住職の藤島智勝さんと一緒にゲスト出演してきました!
『さくらと扇』や『赤い白球』、自衛隊のことなどを話しました。長谷川さんの丁寧なトークにより無事終えることができました。
関係者の皆様、まことにありがとうございました!
埼玉県久喜市にある寶聚寺(ほうじゅじ)は古河公方(足利家)ゆかりの寺で、『さくらと扇』にも登場します。
住職の藤島さんのご案内で、ラジオ出演の前には行田市役所の商工観光課や行田ケーブルテレビを訪問して挨拶をいたしました。
『さくらと扇』には忍城で奮闘した甲斐姫も出てきております!
最後の古河公方である足利氏姫と、喜連川家設立に重要な役割を果たした小弓公方の足利嶋子、そして忍城の甲斐姫を合わせて、戦国関東三姫としてアピールしていこうと道中盛り上がりました!
何とその三姫が全員登場している小説があるみたいですよ(笑)!
『さくらと扇』で姫の戦をお楽しみください!
迫りくる妨害衝動!
俺は今、垂れているプリンターのコードを直したり、フォルダ内の写真を整理したり、うさぎのおしりを触ったりしたいわけではないのだーー!
少女と自衛隊員の物語を書かないといけないのに、なぜ邪魔をする!
とりあえずもふもふしてきました……。
千葉はあいにくの天気ですが、今日は海の日ですね。
「#記念日にショートショートを」SS0011「満艦飾」を再公開いたします!
「ミナサマニ シアワセガ オトズレマスヨウニ」
私には珍しい恋愛物です。さくら市三姉弟シリーズの記念すべき第1作目です。面白かったら感想や拡散をお願いします!
私は海洋少年団に入っていました。手旗はいまだに覚えています。
海上自衛隊に進むことも考えましたが、結局、陸上を選びました。海に進んでいたらどうなっていただろうかと時々思います。
きっと『七四』は書けなかったですね。その代わり密室の護衛艦で殺人事件が起こる『こんごう』が生まれたかも(笑)!
写真は日本初のイージス艦である「こんごう」DDG-173の満艦飾です。
ほかのさくら市三姉弟シリーズの「#記念日にショートショートを」も、ぜひお楽しみください!
SS0012「上を向いて」山の日 弟視点
SS0017「母の着物」 きつねの嫁入り 姉視点
SS0019「青い空」 文化の日 妹視点
SS0028「天使の相合」天使のまち 父視点
長編で書かせてくれる出版社様を募集しております!
こちらの記事の戦車靴ですが、私も使っていました。
通常の戦闘靴と違い、靴紐がないのはすぐ脱げるようにです。
なぜかというと砲塔旋回時に靴が巻き込まれる可能性(網で防護されていますが)や、転輪や履帯に挟まれる可能性があるからです。
私も、ひやりとしたことはありました!
教育隊のときは支給されず、部隊に赴任したあとお古をもらいました。
私の時代は戦闘靴とは呼ばず半長靴(はんちょうか)と呼んでいました。
革は硬く、長く履くと蒸れて擦れ、まあ自衛官の水虫の9割は半長靴のせいです(笑)。
甲の部分はピッカピッカに磨き上げねばならず、そりゃもう大変でした。
戦闘靴は通常、戦闘服のときに履きますが、儀式の際などの服装として指定される甲武装のときには制服に戦闘靴を履きます。
その場合は制服のボタンやらバックルはピカールで磨き上げ、戦闘靴は鏡のように(比喩ではなく)光らせます。
磨き上げた戦闘靴を踏まれたりしたら、もう「ひぇぇー! キィッー!」となります(笑)。
※下記の写真が甲武装です。
昨日は体育の日、改めスポーツの日でしたね。
真夏の体育の日は何だか不思議です。
「#記念日にショートショートを」SS0016「小さな手」を、希望の祈りとともに再公開いたします!
オリンピックが延期になり大変な事態になっていますが、諦めない人々に大きな祝福があらんことを心から願います!
ちなみにオリンピックと自衛隊の関係は結構深いです。
自衛隊法の第百条の三には「運動競技会に対する協力」の条文があり、東京や札幌オリンピックではオリンピック支援集団が作られ、大規模な支援業務にあたりました。
こちらの記事の写真のように、東京の開会式で、大空に見事な五輪旗を描いたブルーインパルスの活躍は有名ですね。
自衛隊には朝霞駐屯地内に自衛隊体育学校という共同の機関があり、多くのメダリストを輩出しています。
私の父親も格闘課程ですが、東京オリンピックでマラソン銅メダリストの円谷幸吉と同じ時期に体育学校に入校しており、酔っぱらうとよく自慢をしていました(笑)。
写真は父の上級指導官の格闘徽章です。銃剣道は錬士です。
昨日、我が母校である第19回『このミステリーがすごい!』大賞の1次選考通過作品が発表されました!
475作品の応募から24作品が通過しました。通過された皆様、まことにおめでとうございます!
例年と同じであれば8月中には受賞作が決まるはずです。
立ち読みしましたが、どれもおもしろそうですよ!
ご縁があり、南北朝を楽しむ会が発行している「南北タイムズ」第4号から、南北朝ショートショートを執筆します!
最初のお題は足利基氏です。
足利尊氏の四男で初代鎌倉公方です。『さくらと扇』の嶋子と氏姫のご先祖様になります。
武勇の誉れ高く慈悲深く、正直者で和歌の嗜みもあったそうですよ!
10月1日発行予定の南北タイムズ第4号で、作家の神家正成先生による南北朝ショートショート小説が掲載されることになりました!😀
— 南北朝時代を楽しむ会@8月23日、史跡巡り・清河寺&上杉氏テーマの第26回例会@清河寺やオンライン (@chikunda1882) July 28, 2020
4号以降も、別の物語を掲載していく予定です♩
今回の主人公は、初代鎌倉公方・足利基氏となりそうです🎉https://t.co/KmtfQhlfuT#南北タイムズ#南北朝時代を楽しむ会
今日は重版などのお祝い事がたくさんあっていい感じだぜ!
花のストックが一挙になくなったので、仕入れないといけないぜ!
ちなみに何でほかの人の重版を祝うかというと、
他者の重版 →
出版社がもうかり、余裕ができる →
巡り巡って私にも執筆依頼が来る!
っていうことです(笑)。ビバ重版!
誰の重版でも出版業界にとってはお祝い事なのですよ!
業界全体に余裕がないと育つものも育ちません。
東野圭吾さんの『歪笑小説』に「序ノ口」という短編があります。横綱や大関のお蔭で序ノ口は生活できるという話です。
まあ何だろう、まだ序ノ口の私はそりゃちょっとは嫉妬しますけどね(笑)……!
物語が大好きで望んで出版業界に飛び込んだ者として、大きな転換期を迎えている業界を何とかしたいという気持ちは常にあります。
でもそれは突き詰めると、自分自身がおもしろい物語を書き、多くの方に読んでいただくことによって為されるということなんですよね……。
ということで今日も愚直に頑張っております!
来月から重版お祝いは、期間限定で花火となりますよ。
お楽しみに!
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