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第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞を受賞して作家デビューをした神家正成のウェブサイトです。

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日々雑記BLOG

過去の日記

 新人賞を受賞してデビューした半熟新米作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。Twitterのまとめも多いです。

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2015年6月の日記

03日 中山七里さんの「新井ナイト」
05日 第13回『このミス』大賞 隠し玉!
08日 日々の徒然
11日 PKO活動
13日 安彦良和書店トークイベント「嫌韓と反日」
15日 第4回歴史時代作家クラブ賞授賞式
17日 中山ナイト
23日 伊勢崎賢治さん 安保法制について
25日 夫婦星――スピカとアークトゥルス
26日 「山本周五郎賞」贈呈式
29日 第13回『このミス』大賞 隠し玉と梶永さん2作目!

2015年6月3日  中山七里さんの「新井ナイト」

 三省堂書店有楽町店で開催された新井ナイトに参加して呟きました。

 三省堂書店有楽町店の中山七里さんの新井ナイト、参加してきました!
初参加でしたが、思ったよりゆったりとした環境でコーヒーを飲みながら、間近で話を聞けました。カフェ・ジュン、名前もいいですし素敵な環境です。新井さんの司会進行も見事でした。作家や出版社の方も多数来ておられました。
 相変わらず飛び抜けたお話が多かったです(笑)。今回の著作『ヒポクラテスの誓い』をどのように構成したのかの話はとても参考になりました。『このミス』 大賞受賞の必勝法も聞きました。途中から小言を聞いているようで胸が痛くなりました(笑)。書籍は紙の形をした宝石、素晴らしい言葉を聞きました。
 モヤモヤしていた気持ちに活を入れていただきました。スタートラインに立ったら悩んでいる暇はありません。走り出さなければ、と言うか走れ自分(笑)。
終了後、先輩作家の七尾さんにお誘いいただき、山村教室の皆様と楽しい一時を過ごしました。素晴らしい夜でした。皆様ありがとうございました!

 新井ナイトとは有楽町駅の側にある三省堂書店有楽町店の名物書店員の新井見枝香さんが、作家の方を招いてコーヒーなどを飲みながら話を聞くトークイベントです。詳細は三省堂書店ウェブサイトや三省堂書店有楽町店Twitterにて確認してください。面白いですよ。
 今回のゲストは『このミス』大賞作家の先輩の中山七里さん。5/14に祥伝社から発売された『ヒポクラテスの誓い』刊行を記念して行われました。

 ここには書けないようなディープな話もいくつかありました。ちなみに『このミス』大賞受賞の必勝法とは、最終選考に自作を3作品残すことだそうです。簡単ですよと言っておられました(笑)。
 作家や編集家の方も多く来られていました。Twitterで相互フォローしていた明利英司さんともお会いできました。著作『旧校舎は茜色の迷宮』をいただきました! ありがとうございました。表紙は『深山の桜』とおなじくげみさんです。

 終了後はこの日が誕生日だった『このミス』大賞作家の先輩の七尾与史さんにお誘いいただき、同じく新井ナイトに来られていたあいま祐樹さんとともに、呑み会にお邪魔してきました。七尾さんが所属されていた山村正夫記念小説講座の皆様と楽しい一時を過ごしました。坂井希久子さん、成田名璃子さん、山村教室の皆様、ありがとうございました!

2015年6月5日  第13回『このミス』大賞 隠し玉!

 第13回の隠し玉が発売予定になり呟きました。

 第13回『このミス』大賞の隠し玉、先陣は加藤鉄児さんでした!
『キラーズ・コンピレーション』改め『殺し屋たちの町長選』筆名も変更されたようです。面白そうです。7/4発売予定です。第13回『このミス』大賞の作品共々よろしくお願いします!

 加藤さんおめでとうございます! お目にかかれるのを楽しみにしております。おそらくもう一方、隠し玉で発売されると思われます。同期の方が多くて嬉しいです。

2015年6月8日  日々の徒然

 つれづれなるままに、日ぐらしディスプレイに向かひて、

 6月に入り、我が家のコーヒーもホットからアイスへと移行しました。豆を挽き、コーヒーをゆったりとした気持ちで淹れていると、琥珀色の滴が落ちるととも に小説のアイデアも溢れて……くるわけはないっすね(笑)。相変わらずうんうん唸っています。でも少し、先行きが見えてきた……ような気もします。

 心にうつりゆくよしなしごとを

 驚くべきは3500勝と4500勝の勝利投手が山本昌さんであること!
5500勝もぜひ昌さんで飾って欲しい……ちと無理か。
おっさんの星、昌さんが輝く夏場がやってきます。今年も活躍を期待しています! https://twitter.com/DragonsOfficia/

 そこはかとなく呟くれば、

 あー、チャメ食べたい! チャメとチャジャンミョンとポッサムキムチが私の三大大好き韓国食べ物です!
https://twitter.com/yuki7979seoul/

 あやしうこそ物狂ほしけれ。

2015年6月11日  PKO活動

 PKO活動に関して酷い記事を見て呟きました。

 これは本当にひどい話です!
https://twitter.com/mori_kuma_/
 自衛隊も活動している国連のPKOですが影の側面もあります。実は今、世界で活動しているPKOの中心は発展途上国の部隊なのです。PKOに兵士を送ると 兵士1人あたりいくら、という手当が国連から出ます。外貨が稼げるのです。先進国は実働部隊ではなく司令部要員などに人員を派遣します。
 軍隊にとって規律の維持は非常に重要です。自衛隊においても徹底した教育を行っています。しかしながら、発展途上国の軍隊ではそこまで手が回らない場合も 多いいと聞きます。なので今回のような事件も起こってしまうのでしょう。住民を護るべき軍人が住民を蹂躙する。あってはならない事態です!

 PKO活動の資料を読み込んでいくと、いろいろと負の側面の内容も見えてきます。大国の思惑、各国の利害関係、現地での権利闘争……もちろん完全なる善もなく悪もないのですが、心が萎えるときもあります。

2015年6月13日  安彦良和書店トークイベント「嫌韓と反日」

 ジュンク堂書店池袋本店にて行われた、安彦良和書店トークイベント「嫌韓と反日」に参加してきて呟きました。

 ジュンク堂書店池袋本店にて行われた、#安彦良和書店 トークイベント「嫌韓と反日」に参加してきました。安彦良和さんの質問に金永林さんが答えると言う形での進行。まず驚いたのが、安彦さんは金さんと知り合うまで韓国の知り合いがいなかったという発言。pic.twitter.com/ChNLoA7fIf
『王道の狗』、『虹色のトロツキー』、『天の血脈』と近代アジアを多く描かれているのに意外でした。韓国史、被害者意識、恥と恨、正当性、寓話、名分問 題、従軍慰安婦、管理売春、明治の元勲、安重根、領土問題、植民地化、兄弟、合併と併合、多くのキーワードでお二方のお話を聞くことができました。
 多くの気付き、見方、捉え方を知ることができました。金さんも言われていましたが、お互いのことをよく知らないことが問題、と再度強く想いました。知るこ とは知識、知恵に繋がります。知情意というように知ることにより情が湧き行動できる。無知による誤った感情、行動こそ哀しく恐ろしいと感じました。

 質問タイムで意を決して手を上げましたが、多くの方が希望され、最後の質問者は安彦さんが指名することになりました。なんと! 指名していただき緊張しながら質問をしました。
「日本と韓国、問題が多いがお互いがより良い関係になるためには何が必要ですか?」
まず、金さんが答えてくださいました
 近すぎるのは問題。隣国は基本的に仲が悪い。視野を広く持ちながらお互いを認めること。国と個人は違う。
安彦さんも隣人はケンカをするものだ。嫌いでもいい。基本的には嫌いでもよき隣人であればいいではないか、対話が必要。関心をもつ。学者や政治家ではなく市民レベルの交流が相互理解を深める。
 との言葉を聞き肩の力が少し脱けたような気がしました。
 金さんが日本に関心をもったきっかけは、安彦さんの漫画やアニメなどの物語に触れたことでした。とても希望に満ちた言葉です。物語には力がある。お互いを知るためのきっかけの物語を、私も紡ぎたいと強く想いました。ありがとうございました!

安彦さんと金さん

嫌韓と反日

 金永林さんは日本語がとても流暢でした。

 あとジュンク堂書店池袋本店7階では、なんと「カエルブックフェア」をやっておりました。かえるマニアの自分にとって素晴らしい空間でした。かえるフィギュアやかえるTシャツに思わず手が伸びました(笑)。
 同じ7階の #安彦良和書店 もお勧めです。時間が経つのを忘れて見入ってしまいます!

 次回も時間が許せば参加したいです。

2015年6月15日  第4回歴史時代作家クラブ賞授賞式

 第4回歴史時代作家クラブ賞授賞式にお伺いして呟きました。

 今晩は神楽坂で行われる第4回歴史時代作家クラブ賞授賞式にお邪魔してきます。今までと勝手が違い、昨晩から少し緊張しております(笑)。
 自分は『このミス』大賞でデビューしましたが、実は歴史・時代小説も執筆したいと思っています。多くの大先輩からお話をお伺いできるのが、とても楽しみです!

 昨晩は神楽坂の日本出版クラブ会館で行われた第4回歴史時代作家クラブ賞授賞式にお誘いいただき、お邪魔してきました。神楽坂、初めて行きましたが雰囲気のある好い街ですね。多くの歴史時代小説家や編集者、報道関係者の方々が来られていました。 pic.twitter.com/lUa9b6AF0M
 新人賞が木下昌輝さんの『宇喜多の捨て嫁』、作品賞が中島京子さんの『かたづの!』と宮本昌孝さんの『乱丸』、シリーズ賞が今井絵美子さんの「立場茶屋お りき」シリーズと風野真知雄さんの「耳袋秘帖」シリーズ、実績功労賞が中村彰彦さんでした。中島さんは取材中ということでビデオ挨拶でした。
 鈴木輝一郎さん、誉田龍一さん、鳴神響一さんなどのフォロワーの方々を始め、多くの方とお話ができ、とても楽しい一時を過ごしました。結局、お肉三切れし か口にできませんでしたが(笑)。二次会にも参加させていただき深いお話を聞けました。珍しく少し酔いました。歴史時代小説、ロマンがあります!

歴史時代作家クラブ賞

 とても和やかで楽しい授賞式でした。多くの方に挨拶することができました。

2015年6月17日  中山ナイト

 『このミス』大賞先輩作家の中山七里さんが、第13回受賞者を食事に誘ってくださいました。帰ってきて呟きました。

『このミス』大賞13期の降田天さんと辻堂ゆめさんと一緒に、先輩の中山七里さんにお誘いいただき、美味しい食事と刺激的なお話を堪能しました。胃も心も一杯一杯です(笑)。
 思うことは多々ありますが、実戦あるのみです。
 幸い本日、一歩前へ進みました。愚直に今できることを為していきます!

 中山さんは第8回の『このミス』大賞、大賞受賞者で5年先輩です。私が応募を始めたのは第9回からでした。第8回の選評、講評は何度も読みました。またブログやTwitterなどで情報発信される方も多く、非常に親しみのある回です。皆さん大活躍されています。
 5年という重みを感じます。ただ漠然と5年過ごせば、活躍する作家になれるのか? そうではないと思います。やはり地道に、死に物狂いの努力をしてその場に立たれているのでしょう。
 5年後の自分は想像できません。でも今日の日々がそこに繋がっていると思うと、毎日をおろそかにできぬと思います。

2015年6月23日  伊勢崎賢治さん 安保法制について

 伊勢崎賢治さんの安保法制についての寄稿を見て呟きました。
 寄稿その1 http://www.magazine9.jp/article/
 寄稿その2 http://www.magazine9.jp/article/

 現在の安保法制論争を見て嘆かわしいのは、最前線で任務に当たる自衛官の立場が忘れられていること。自衛隊員はものを言いません。与えられた任務を愚直にこなします。自衛隊を政論の道具にするのではなく、現場の隊員のことを考えて議論してほしい。
twitter.com/isezakikenji/
 伊勢崎さん寄稿その2
 異常な状態での自衛隊の海外派遣が続いている、それが問題です。自衛隊員は機械でも装置でもなく血の通った人間です。
 世界平和のために日本は何ができるのかを、改憲も含めて多いに議論すべきです。これからの70年のために。
twitter.com/isezakikenji/

 安保法制は必要なものと私は考えています。ただ現状は、賛成側も反対側も安保法制を、相手側を非難するための手段として使ってしまっているような気がします。総論で一概に反対、賛成でなく、各論を良く吟味し議論して、必要な法制を制定していく。その中で必要であれば改憲まで含めて多くの意見を聞き判断する。それこそが政治の役割ではないかと思います。

2015年6月25日  夫婦星――スピカとアークトゥルス

 日本気象協会 tenki.jp の記事を見て呟きました。
 http://www.tenki.jp/suppl/saijiki_shuuka/

 スピカとアークトゥルスの話が出ています。夫婦星といわれるこの二つの星は、拙作『深山の桜』で中心的なキーワードの一つです。
 今晩8時頃には月の左横にスピカが見え、その上方にはアークトゥルスが輝きます。足を止めて星空を眺めてみませんか?
twitter.com/tenkijp/status

 スピカとアークトゥルスは春の星座です。『深山の桜』は2月の物語です。物語の中で、この二つの星が夜空に浮かぶのは深夜から夜明けでした。それが今の季節は日没から深夜までです。
 星が好きです。天体観測などとしゃれたものではなく、ただ、「ぼうっ」と何も考えずに星空を眺めるのが昔から好きでした。中学校の帰り道、演習での真夜中の歩哨の最中、韓国での深夜の卸市場、家族で見た花火大会の背景、投稿生活中の夜のランニング……。
 だから自然と物語の中に星が出てくるのでしょう。今、書いている物語にも、星の物語が彩りを添えるはずです。変わることのない星の輝きが、移りゆく物語の登場人物を照らす。そんな話を書きたいです。

2015年6月26日  「山本周五郎賞」贈呈式

 『このミス』大賞の最終選考委員の香山二三郎さんのお誘いで、雨の中、ホテルオークラで行われた「山本周五郎賞」などの贈呈式に参加して呟きました。

 昨日はホテルオークラにて行われた山本周五郎賞(ナイルパーチの女子会、柚木麻子さん)、三島由紀夫賞(私の恋人、上田岳弘さん)、川端康成文学賞(レールの向こう、大城立裕さん)の贈呈式にお邪魔してきました。偉大な作家の名を冠した文学賞です。
pic.twitter.com/C4ewaNx5eK
 上田さんの正装姿は決まっていました。なぜ自分は小説を書かねばならないのか。
 柚木さんは女子高生との文通から情熱の話へ、語りが上手かったです。泳いでいくしかない。
 大城さん、なんと89歳です! 沖縄の正装、かりゆしで。矍鑠としておられました。ユーモアの中に含蓄のあるお言葉でした。
 純文学の方々も多く、ふだんと違う雰囲気でした。パーティ終了後は、このミスのあいま祐樹さんと福ミスの明利英司さんとロイホにておしゃべり。お互いの近 況、編集者、次回作、執筆方法などなど、雨の中、話は尽きず、楽しい一時を過ごしました。終電に揺られ「よっしゃ!」と気合いの入った夜でした。

山本周五郎賞

山本周五郎賞

山本周五郎賞」、「三島由紀夫賞」、「川端康成文学賞」の各賞は、新潮社が後援している既存の作家の作品に与えられる文学賞です。いずれも偉大な作家の名前が冠されています。多くの作品に親しんできました。三島さんは自衛隊とも関係が深いです。
 ロビーにて『このミス』大賞の先輩作家のあいま祐樹さんと待ち合わせ、クロークにて荷物を預け、会場へ。贈呈式と祝賀パーティは別の場所です。椅子に座っての観覧でした。
 贈呈式が終わり、香山さんと合流して、すぐ隣の会場で立食パーティーが始まりました。純文学関係の方々も多かったです。
 二次会には参加せず、あいまさんと福ミスの明利英司さんと駅前のロイヤルホストでおしゃべりしました。とても楽しい一時でした。

2015年6月29日  第13回『このミス』大賞 隠し玉と梶永さん2作目!

 第13回の隠し玉、加藤鉄児さんの『殺し屋たちの町長選』と、第12回の大賞受賞者、梶永正史さんの『警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角』の書影が公開され呟きました。

 第13回『このミス』大賞、隠し玉『殺し屋たちの町長選』加藤鉄児さん、今週末7/4発売です!
 書影も出ております。
amzn.to/1edFCXt
 イラストは、ちほさん@chihoy POPで素敵な表紙です。フリーター殺し屋になる!? ですって奥さん、面白そうですよ!

 7/6には、お待ちかねの梶永正史さんの電卓女パート2『警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角』も発売です。
amzn.to/1edFGGq
 奥さん、こっちはアラサー女性刑事”電卓女”ですってよ。電卓女っって何よ!
 梶永さんも加藤さんもおっさんです。ビバおっさん!

 加藤さんは1971年、梶永さんは1969年生まれの「おっさん」です(笑)。いや失礼しました。梶永さんはダンディな紳士です。加藤さんも、あの(北杜夫さん、津本陽さん、瀬名秀明さん、伊坂幸太郎さん、円城塔さんを排出している)東北大学出身です。ただのおっさんではありません。スーパーダンディです。

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