新人賞を受賞してデビューした半熟新米作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。Twitterのまとめも多いです。
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01日 今年もよろしくお願いいたします
07日 作中主人公の誕生日
08日 第14回『このミス』大賞発売
10日 第1空挺団、降下訓練始め
14日 戦車と綱引きの成人式
16日 げみさん個展と『このミス』大賞授賞式
27日 浅田次郎さんトーク&サイン会
一年の計を今年も呟きました。
皆様、あけましておめでとうございます。年越しも年明けもひたすら次回作の執筆中です。面白くなってきていると……自分では感じています(笑)。春にはお届けできるよう頑張っております!
今年の目標です。
1 次回作の出版
2 3作目の出版
3 ウェブサイトの充実
4 執筆ダイエット
去年とあまり変わりませぬ。なんとか今年中に3作目までは出版したいです。できれば他社デビューも(!?)。
昨年は多くの方との素晴らしい出会いがありました。物語を紡ぐという刺激的な世界で、末永く共に歩む人との出会いに感謝しています。今年もどんな方々に出会えるのかとても楽しみです!
実は今年大きく環境が変わります。詳細は言えないのですが結構崖っぷちです(笑)。1年後泣くのか笑うのか、今できる最善のことをコツコツとやるしかありません。多くの方の心を揺さぶる物語をお届けできるよう、愚直に一歩一歩自分にできることを為していきます。皆様、今年もよろしくお願いします!
自分でコントロールすることのできない部分は気にしても始まりません。自分で主管できる部分、変えることのできる部分しか人は変えられないのです。
「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」
今日一日、今月一月、今年一年、自分を変えていけることができますように!
まあ、それでもやっぱり気になりますけどね(笑)。
『深山の桜』の主人公のひとり、杉村泰悌(やすとも)の誕生日に呟きました。
七草粥を食べながら、今日が『深山の桜』の杉村泰悌の誕生日だったことを思い出しました。今日で27歳。どこにいて何をしているのか、しばし思いを馳せました。次回作には出てきませんが、いずれどこかで顔を見せてくれるでしょう。個人的に一番気に入っている箇所は、最後の亀尾との別れの場面です。
主要な登場人物には年表をきっちりと作っています。誕生日はもちろん誕生時間から始まり、血液型、出身地などを決め、それらを元に四柱推命や姓名判断、九星気学、星占いなどを参考に性格を紐付けています。
都合のいいキャラクターとして創造するのではなく、本当に生きているキャラクターと思っています。今日のこの瞬間には、どこで何をしているのだろう? そんな妄想の一時も楽しいものです。
すべての作品は同一上の世界観で創作したいと考えていますので、いつか又出会えることもあると思います。次回作にも何人か登場する予定です!
城山真一さんの『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』が発売になり呟きました。
第14回『このミステリーがすごい!』大賞、大賞受賞作、城山真一さんの『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』本日発売です!
来月以降はもう一つの大賞受賞作、一色さゆりさん、優秀賞の大津光央さんの作品も刊行予定。皆様よろしくお願いします!
で色々ググっていたら一色さゆりさんの記事発見。
優秀賞の大津光央さんはミュージシャンですし、『このミス』大賞作家、今年も皆さん濃いですね(笑)。
「このミス」大賞の一色さゆりさんは小学生で春画描いた | 日刊ゲンダイDIGITAL
www.nikkan-gendai.com/articles/view/
今年の『このミス』大賞は大賞が2作同時受賞でしたが、初めて刊行は別々になりました。今までは優秀賞が2作同時受賞の場合は別々刊行でしたが、大賞の場合は同時刊行でした(3、7、8、12回)。もう一つの大賞受賞作、一色さゆりさんの『神の値段』は来月(2/10)発売予定です。お忘れなく!
1週間後には、そんな濃い面子(笑)が集まって帝国ホテルで『このミス』大賞の授賞式です。今からとても楽しみにしています。それにしても時の経つのは早いものですね。1年間でどれだけ成長できたか分かりませんが、現在は次回作の出版に向けて頑張っております。今できる最善のことを為しています。
そう言っても、突如、言い知れぬ不安や悩み、孤独が襲ってきて身悶えして眠れぬ夜も多いのです。過去は変えられませんし、未来も予測はできません。今を大切にするしかないのです。
結局、作家としての不安を鎮めるには、目の前にある物語を愚直に綴っていくことしかないのだなと思う冬の一日でした。
時の経つのは早いものです。第14回の『このミステリーがすごい!』大賞作品が刊行されました。また第13回の大賞作品、降田天さんの『女王はかえらない』も文庫化されました。
宝島社は文庫化が他社と比べてとても早いです。概ね一年後には文庫化されます。2/4には辻堂ゆめさんの『いなくなった私へ』が文庫化され、3月には拙作『深山の桜』も文庫化予定です。皆様どうかよろしくお願いいたします!
千葉県の習志野駐屯地に置かれている自衛隊唯一の空挺部隊、第1空挺団の降下訓練始めに取材も兼ね行ってきました。
執筆で少なくなった自衛隊成分を補充すべく、第1空挺団の降下訓練始めに、取材も兼ねて向かってます。ヒトマルとナナヨンも来る模様。本日天気晴朗なりて風速よし。絶好の降下日和であります!
ああ! 空挺は男のロマンや〜! カッコえー
pic.twitter.com/YcEiLwIF5W
呟いた後、本日天気晴朗なれども風強し、だったかなと思いました(笑)。訓練中に勇姿を見てたまらなくなり呟いた後、帰宅後、写真を整理しながら再度呟きました。
藍より蒼き 大空に大空に 忽ち開く 百千の 真白き薔薇の花模様~。私の大好きな『空の神兵』の歌詞の如く、本日の習志野演習場は素晴らしき藍の空でした。自衛官の中の自衛官。漢の中の漢。第1空挺団の降下訓練始めに取材も兼ねて行ってきました。
pic.twitter.com/9Bgj9P56eq
第1部は降下訓練始めでした。始めに第1空挺団長(陸将補!)が降下、続いて大隊長や中隊長などが降下します。指揮官自ら率先垂範するのが空挺の伝統なのです。簡単に降下していますが、この瞬間のために日々苦しい訓練を黙々とこなしているはずです。 pic.twitter.com/nOnsOFAOqI
第2部は島嶼防衛。敵が占拠した島嶼を空挺部隊を中心に奪還する訓練展示です。先遣の空挺部隊の自由降下から始まり、一般降下、アパッチ、コブラのヘリ部隊による攻撃、リペリング、吊り上げ離脱、自走砲、ロケット、ミサイル部隊による打撃など。 pic.twitter.com/VHoFiWbr7V
AH-64D(アパッチ)、AH-1S(コブラ)の曲芸的な攻撃、それと連動して10式戦車(ヒトマル)と74式戦車(ナナヨン)による突撃を動画でどうぞ!(とは言っても写真もそうですが、スマホなのでしょぼいです。泣)
pic.twitter.com/fSuPVIofek
装備品展示もありました。一番人気は私も実物は初めて見た機動戦闘車。装備実験隊所属です。ヒトマルも。ナナヨンは久し振りでした。次回作ではナナヨンが物語に大きく絡みます。お楽しみに! 空挺部隊、ヘリ部隊、書きたい物語がたくさん増えました。
pic.twitter.com/EMy3EKNDwZ
最後にヘリ部隊も。今回久し振りに自衛隊の現場の空気と匂いを全身で感じました。これらの体験を小説家の眼を通して言語化し、多くの人が楽しめる普遍的な物語に昇華させること。それこそが物語を紡ぐ者の末席に加わった自分の使命です。頑張ります!
pic.twitter.com/6J3hwTu4cM
【おまけ話】今回の取材で大・大・大収穫がありました。次回作は自衛隊の女性警務官(警察です)が主人公の一人なのですが、実際の女性警務官の方と少しお話しができました! 現職の方の話は面白い! ■2曹ありがとうございました。∠(`・ω・´)
pic.twitter.com/d5j4oC1tyr
また、本日の降下訓練始めは元自衛官として血湧き肉躍るものでした。しかしながら藍より蒼き大空に落下傘が花のように開いた瞬間、美しさに心が震えるとと もに、実際の戦場にてこの花が咲くことがないようにと心の奥底から祈りました。彼らの血と汗が滲む訓練が訓練で終わることを心より願います……。
第1空挺団は中央即応集団の隷下で、「精鋭無比」の部隊標語のとおり日夜激しい訓練をこなしています。陸上自衛隊唯一の特殊部隊、特殊作戦群の母体ともなりました。
私も自衛隊にいた時は憧れていました。『事』――何かあった時は真っ先に最前線に投入される部隊――それが第1空挺団です。実際に日航機墜落事故や阪神淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災では災害派遣されています。
降下訓練始めで、蒼い空に真白き(実際にはOD色ですが)落下傘が開いた瞬間、何か表現しづらい感情が胸を貫きました。感謝、驚愕、誇り……。たぶんそれは、自己を越えて誰かの為に生きる男たちへの熱い想いなのだと思います。
そんな想いを物語として綴りたい、そう思った一日でした。
また偶然にも、女性警務官の方の話をお伺いすることができて、素晴らしい収穫がありました。次回作では『深山の桜』で活躍(?)した植木の部下の、中央警務隊の女性警務官、甲斐3尉が主人公のひとりです。
警務科(自衛隊内部の警察組織です)というのは同じ自衛官から見ても中々分かりづらい職種なのです。もっと突っ込んだ話を聞きたかったのですが、任務中でしたので遠慮しました。名刺をお渡ししましたが、果たして拙作を読んでくださるでしょうか? 楽しみです。
藍より蒼き 大空に大空に 忽ち開く 百千の 真白き薔薇の花模様~。『空の神兵』の歌詞です。少年工科学校時代、私は軍歌係(笑)を拝命していました。幼い時から自衛官の父親の運転する車に流れるのは、軍歌か西部劇の音楽でした。あまり自慢にはなりませぬが、ほとんどの軍歌を歌うことができます。
その中でも好きなのは、この『空の神兵』です。地道な訓練があってこそ、本番で実力を発揮できるのです。
成人式のニュースを読んで呟きました。
私が青春の一時を過ごした駐屯地では、毎年、新成人の自衛官は戦車と綱引きをします。私の時は74式戦車(ナナヨン、38トン)でしたので、90式戦車(キュウマル、50トン)より軽かった(笑)。記事に出ている3等陸曹は自衛隊生徒の後輩です。
twitter.com/tshashin/status
北海道の恵庭市にある北恵庭駐屯地の名物です。ただ、こんなことを呟きましたが、記憶が若干曖昧です。綱引きしたのかな……(笑)。連隊長に代表して挨拶したことと、制服姿で市民会館の成人式に参加して高倉健さんと松田優作の『ブラック・レイン』を見たことは覚えています。
数年後には娘が成人式を迎えます。いやあ、時の経つのは早いですね。
忙しい一日でした。まずは、げみさんの個展にお伺いして呟きました。
土曜日は拙作『深山の桜』の装画を描いていくださった@gemi333げみさんの個展にお伺いしました。幻想的で美しい絵にしばし酔いしれました。作家は文字で表現しますが、イラストで想いを表現できる才能に嫉妬します(笑)。サインも頂きました。
pic.twitter.com/rTT1cprD6d
幻想的な空間でした。『このミス』大賞作家の方々も多数、この日に来場されたようで大賑わいでした。ようやくげみさんに会うことができて、とても嬉しかったです。ゆっくり話をお伺いしたかったのですが、お忙しそうだったので遠慮してしまいました。
その後、『このミス』大賞作家の伽古屋圭市さんと萩野瑛さん、福ミス作家の明利英司さんらとお茶をして盛り上がった後、帝国ホテルに向かい呟きました。
その後、帝国ホテルで行われた第14回『このミステリーがすごい!』大賞の授賞式に参加しました。スペシャルゲストとして有栖川有栖さんがっ! 今回の受賞者の大津光央さんの師匠でした。多くの方のお話しをお伺いし、朝までコースで楽しみました。
pic.twitter.com/ea5Oqo0VLS
受賞者のお三方に加え、第13回の隠し玉の加藤鉄児さん『殺し屋たちの町長選』と、山本巧次さん『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』にもようやくお目にかかることができ歓談することができました。受賞者の皆様のスピーチに、1年前を思い起こすとともに、歴史の積み重ね、継続の大切さを思いました。
授賞式では伽古屋さんのアドバイスに従いしっかりと食事を取れました(笑)。2次会、そして有志の3次会と本当に貴重な(呟けない。笑)話を聞くことができました。『このミス』大賞の先輩作家の皆様は本当に気さくで優しい方ばかりです。未来の後輩たちのためにも道を開拓できるよう頑張っていきます。
『このミステリーがすごい!』大賞の授賞式は、同窓会のような和やかな雰囲気です。投稿時代は江戸川乱歩賞などにも投稿していましたが、ご縁があって『このミステリーがすごい!』大賞でデビューしました。いわゆる文芸界における私の本籍、出身地、母校、原隊になるわけです。
授賞式のスピーチでも選考委員の方が言われましたが、先輩の活躍があってこそ文学賞は続けられるのです。去年は第1回の受賞者、東山彰良さんが『流』で第153回の直木賞を受賞されました。大藪春彦賞を始め多くの賞を『このミス』大賞先輩作家の方々は受賞されています。続くことができるよう私も頑張ります!
八重洲ブックセンター東京本店にて行われた浅田次郎さんのトーク&サイン会にお伺いして呟きました。
先日、八重洲ブックセンター東京本店にて行われた『獅子吼』(文藝春秋) 刊行記念の浅田次郎さんトーク&サイン会に参加してきました。敬愛する大先輩作家の浅田さんですが、実は自衛官としても大先輩なのです。第32普通科連隊におられました。
pic.twitter.com/yoF3eIZAyA
元文藝春秋の鈴木文彦さんが聞き手でした。『獅子吼』が短編集ということで短編の書き方などを中心に会話が進みました。短編と長編の違い、ぽっぽや誕生秘話、小説のカギは会話、方言と小説、登場人物になりきる、素材と長さ、エッセイと短編、文章鍛錬と模写、文学賞選考のポイント、『獅子吼』の内容。
至言、金言、メモが止まらない、新米作家にとって涙が出るような有り難い一時でした。サインを頂く時、緊張で固まっていたのですが、思い切って声を掛け、自衛隊の後輩であることをお伝えできました。司馬遼太郎さん、浅田次郎さん、このお二方が私の作家人生においての北極星です。至福の一時でした!
【おまけ】トークの中身を全部書くのはまずいですが幾つか心に残ったことを。
短編と長編は完全に異質。短編では一つの呼吸やメンタルの影響が致命傷になる。短編の緊張感が好きで、長編(緩むそうです)の後、自分を引き締めるつもりで書く。『蒼穹の昴』を脱稿してすぐ『鉄道員』を書かれたそうです。
会話は慎重に。過去の作品と比べて現代は会話と改行が多い。映像文化の影響と思う。無駄な会話はさせないこと。地方の物語は方言をきちんと使うことも大切。多くの方に指導と校閲を受けたそうです。壬生義士伝では方言で吉村貫一郎の感情に寄り添うことができた。見事な抑揚でセリフを暗誦されました!
文学賞選考のポイントは
1、テーマがはっきりしているか? 物語の背骨としてのテーマは必要だそうです。
2、文章が読者に堪えられるか? 小説の値打ちは「分かりやすくて美しくて面白い」ことだそうです。
エッセイは嘘を書くものではないそうですが、ご本人の物はほとんど嘘だそうです(笑)。
思いがけず短編小説の執筆講座の一時になりました。非常に多くの方(印象的には年代は少し高めだったような気がします)が来られ、会場の後ろには、おそらく担当編集者とおぼしき方々が多数来られていました。
メモを何度も読み返しています。本当に為になるお話しばかりでした。ああ、もっと話をお伺いしたい!
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