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第13回『このミステリーがすごい!』大賞、優秀賞を受賞して作家デビューをした神家正成のウェブサイトです。

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日々雑記BLOG

過去の日記

 新人賞を受賞してデビューした半熟作家が、本物の作家になるために悪戦苦闘する日々の呟きです。TwitterFacebookのまとめも多いです。

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2022年 1月2月3月

2020年8月の日記

01日  梅雨明けの空
06日  理不尽な世の中
07日  笑いは大切
09日  『このミス』大賞研究ページ更新
10日  山の日の歌
13日  新作コツコツ書いております
14日  我が家の『となりのトトロ』
15日  終戦の日の祈り
16日  『赤い白球』のうれしい感想
23日  小説修行 大沢在昌さん「亡霊」
24日  Twitter記念日 6周年!

2020年8月01日  梅雨明けの空


 チーバも梅雨明け! ということでアイコンチェンジ!
 ようやく夏らしい空が見えるようになりましたね。
 数日前からせみ時雨が聞こえはじめました。

 世の中がどんなに大変でも、季節はいつもと同じように巡ってくるのですよね……。
 暑くてもいいので、つつがなく平穏無事な夏となりますように……!

梅雨明けの空

2020年8月6日  理不尽な世の中


 世の中には理不尽なことが多々あります。中でも最大の理不尽は戦争だと思います。

 人が人を愛する尊い想いや、優しさ、思いやり、慈しみらを無慈悲に奪う戦争を二度と起こさない――そんな祈りと願いを込めて『赤い白球』を書きました。

 理不尽に立ち向かう人に寄り添い、物語を紡ぐ者でありたいのです。


 例年であれば夏の甲子園の便りが聞こえ始める頃ですが、残念ながら今年(第102回)は中止です。
 目指していた球児の気持ちを思うと胸が痛みます……。

 前回の中止(1941年)は戦争の影響が原因でした。

 自分の力ではどうしようもない理不尽に翻弄される若者に、多くの幸があらんことを心より祈ります!

 コロナという理不尽が全世界を覆っている今、私にできることは物語を紡ぐことだけです。
 微力さに絶望したくなりますが、それでも顔を上げて歩き続けるしかありません。

 多くの先人がそうやって理不尽に立ち向かったからこそ今の世界があるわけです。

 8月の暑い日には、ふとそんなことを想わずにはいられません……。

赤い白球

2020年8月7日  笑いは大切


 ここ数回のヤンジャンの『スナックバス江』が最高すぎて、このまま宅配ピザを頼みそうなテンションになっています(笑)!

 いや~、笑いって大切ですね!

2020年8月9日  『このミス』大賞研究ページ更新


『このミステリーがすごい!』大賞研究ページを久しぶりに更新しました!

 第18回の隠し玉のお二人を追加しています。

 総作品数は79作(大賞24、優秀賞22、U-NEXT・カンテレ賞2、隠し玉31)。隠し玉込みの出版数平均は4.6編(1.26%)。受賞時平均年齢は37.8歳。女性は14人。

 第18回の隠し玉は以下のお二人です。
 久真瀬敏也さん@KUMASE_TOSHIYA
『ガラッパの謎 引きこもり作家のミステリ取材ファイル』
 藍沢今日さん@kyo_aizawa1234
『犬の張り子をもつ怪物』

 ちなみに私が確認済の『このミス』大賞作家のTwitterアカウントは43人!
 全員フォローするといいことが(笑)!
 ※Facebookは調べ切れておりません……。

 今は第19回の選考中ですが、来年の第20回の応募も始まっています。区切りの回となるので、いいことがあるかもしれませんよ!
 大賞賞金は1200万円(優秀賞でも200万円)!

『このミス』大賞出身作家は、業界内では生き残り率が高いことで有名です。
 皆様のご応募をお待ちしております!
 私も頑張らないと(笑)!

『このミス』大賞

2020年8月10日  山の日の歌


 今日は山の日ですね。「#記念日にショートショートを」SS0012「上を向いて」を、鎮魂の祈りとともに再掲します!

 世の中の理不尽さに心が折れそうなこんな時期だからこそ、上を向いて歩きたい……と思います。

 1分で読めます。
 気に入っていただけたのなら、拡散していただけるとうれしいです!

「上を向いて」は、さくら市三姉弟シリーズSSの2作目です。
 ほかの作品もよろしければ、ぜひ読んでみてください!
SS0011「満艦飾」  海の日     姉視点
SS0017「母の着物」 きつねの嫁入り 姉視点
SS0019「青い空」  文化の日    妹視点
SS0028「天使の相合」天使のまち   父視点

 35年前の8/12、私は15歳の自衛官でした。夏期休暇で帰省中でしたが、まだ現役だった父とともに落ち着かぬ様子でテレビを見ていました。
 今ならばもっと多くの人を救えたかもしれません……。

 鎮魂のBGMは坂本九さんの「上を向いて歩こう」
 珍しいベン・E.キングバージョン。


2020年8月13日  新作コツコツ書いております


 先月から書き下ろしの現代自衛隊ものをせっせと書いているのですが、初めてのチームものです。
 視点人物の一人に中学校三年生の少女がいるのですが、服装から始まって多くのことが手探りで、てんてこ舞いです。

 作家は経験したことしか書けないとしたら、異性の物語なんて永久に書けないですよ(笑)。
 ※Twitterで「作家は経験したことしか書けない」というのがはやってまして……。

 防衛省の背広組のキャリアから始まり、陸海空自衛官、生徒、女子中学生と多彩な人物が出てくるのですが、役に立っているのが「身長比較したったー」です。

 身長差があると視点の流れが結構変わるので、執筆前には必ず確認して、視点人物の身長になりきっています。
 背の低いのを想像するのは比較的楽なのですが、逆は難しい……!

 ちなみに今回書いていて、登場人物がみな、いとしいです!
 特にトリックスターとして出した人物が想像以上にうまく動いてくれ、思わぬ秘密もあり、私自身ハラハラドキドキしています。

 いよいよクライマックスなのですが、結末が私も早く知りたい!
 プロットの隙間を埋める執筆は大変だけど楽しいっす!

新作

2020年8月14日  我が家の『となりのトトロ』


『となりのトトロ』いいですよね~!
 ジブリ作品の中でも断トツに好きな作品です!

 しかしこんな名作が公開当時は興行的に失敗だったというのが、何ともいえない話です……。

 このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。
 我が家にもいましたよ(笑)!

 へんないきものは、我が家のリビングにもいました(笑)!

『となりのトトロ』

2020年8月15日  終戦の日の祈り


 終戦の日、75年前の同じように青かった空を思いながら、「#記念日にショートショートを」SS0013「せっかちな夫」を、鎮魂の祈りとともに再掲載いたします。

 今日この日に、多くの方に読んでいただきたい物語です。
 2年前が舞台ですが、『赤い白球』のスピンオフです。

 とわに戦後でありますように!

 夏の甲子園は残念なことに中止になりましたが、交流試合が行われていて今日は正午に慰霊のサイレンが鳴りました。

『赤い白球』は1939年から45年の話なのですが、合間に手紙と2018年8月15日の第100回甲子園の場面が挟まれます。

 手紙は「私の兄は、」2018年は「真夏の甲子園」という言葉ですべて始まっています。
『赤い白球』はフィリピンのルソン島で戦死した祖父に捧げた小説です。作中でも登場しています。

 戦前はペルーで宝石商として活躍し、日本に戻り徴兵され、妻と二男一女を残して34歳で戦死した祖父が、何を思っていたのか、これからも問い続けたいです。

 AIカラー化がはやっているので、私も祖父母を!

『赤い白球』

祖父

2020年8月16日  『赤い白球』のうれしい感想


 朝鮮半島と日本の関わりを書かれる先駆者の荒山徹さんに『赤い白球』の感想をいただきました!

 大変うれしいです!

 朝鮮人特攻隊という歴史の狭間に埋もれている史実を知ってから、「なぜ?」と問い続けた自分なりの答を書いております。
 昨今の厳しい日韓日朝関係の今だからこそ読んでほしいです!

2020年8月23日  小説修行 大沢在昌さん「亡霊」


 小説修行&タイピング練習の短編打ち写し。
 前回の池波正太郎さん(2019/10/19)から、もろもろあって久しぶりです。

 21回目は、現代ものに戻って大沢在昌さんの「亡霊」です。日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集⑦『刑事の矜持』(双葉文庫)から。
 おなじみ『新宿鮫』の鮫島のスピンオフ短編です。

「亡霊」のデータと感想。
(一太郎より。括弧内は1枚あたりの数)
 三人称一視点(鮫島視点)
 原稿用紙換算36枚
 総文字数10910(303※少なめ)
 417文※最小!(11.6)
 220段落(6.1)
 平均文長26文字
 平均句読点間隔13文字
 文字使用率、漢字31%カタカナ7%※多め(「ガールズバー・トニー」の単語が他出のため。笑)

「亡霊」は元々新宿鮫短編集の『鮫島の貌』に収録されたものです。
 前半説明多め、後半会話多めとガラッと印象が変わる作品。この短編は新宿鮫未読でも楽しめますが、またシリーズを最初から読み直したくなりますね。

 実は今、植木シリーズ第4弾の企画が進行中なのですが、なんと短編!?の予定です!
 修行の成果がいよいよ(笑)!

小説修行 大沢在昌さん「亡霊」

2020年8月24日  Twitter記念日 6周年!


 Twitter記念日、登録してちょうど6年経ったようです!

 第13回『このミス』大賞の最終選考の前に、取りあえずアカウントだけは作っておこうと「ふと」思って登録したのでした。
 427応募作の中から6作品までに何とか残り、もしかして……と妄想(笑)にふけっていたころでした。

 受賞は縁なのだろうと思います。
 1次、2次、最終選考委員の方々、賞のカラー、応募した回など、多くのものが重なり合っての受賞だと思います。

 久しぶりに講評(こちらのリンクは1次の杉江松恋さん)を読んで、懐かしい気持ちになると同時に、もっと頑張らなくちゃな……と思います。

 デビュー作にはその作家のすべてが詰まっている、とよく言われますが、『深山の桜』は詰め込みすぎてパンパンになっています(笑)。

 読み返すと直したいところがたくさん出てくるのですが、当時の熱い想いと勢いも感じて、この熱があったからこそ受賞できたのだろうなと思います。

『深山の桜』まだの方はぜひ読んでみてください!

Twitter記念日 6周年

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